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カードローンでクレヒスを育てる方法!信用情報に与える影響を徹底解説

カードローンでクレヒスを育てる方法!信用情報に与える影響を徹底解説

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「クレヒスはカードローンの審査に影響する?」
「カードローンを利用することで、クレヒスに傷がつく?」

という疑問はありませんか?

クレヒスのステータスによって、審査の通過率や借入条件は変動します。また、カードローンを利用することでクレヒスへの影響もあります。ただし、悪い影響だけではなく、利用状況によっては良い影響となることもあります。

この記事では、「クレヒスとカードローンの関係」や「クレヒスに登録されている情報」、「クレヒスを良好に保つためのポイント」について、詳しく解説しています。

これからカードローンの利用を検討している方や、クレヒスに不安がある方はぜひ参考にしてみてください。

クレヒスとは?

クレヒスとは「クレジットヒストリー」の略で、利用者の借入・返済履歴を記録した信用情報です。

この情報はCICなどの信用情報機関で管理され、カードローン審査時に必ずチェックされるため、延滞などの記録があると審査に影響します。

まずは、クレヒスについて解説していきます。

クレジットヒストリー(クレヒス)の基本情報

クレジットヒストリー(クレヒス)には、個人の金融取引における信用履歴が記録されています。

記録内容には、クレジットカードの利用状況、ローンやキャッシングの借入・返済記録、各種支払いの延滞情報などがあります。

これらの情報は信用情報機関によって5~10年保管され、新たな融資やカード発行の審査時に金融機関が参照する重要な判断材料となります。

クレヒスを保管する信用情報機関とは?

日本にある信用情報機関一覧

日本にある信用情報機関は上記の3社となります。

この各3社は情報交流を行う「CRIN」を実施しているため、3社間で保管している情報は共有されています。

本人申告情報の一部や遅延、代位弁済が記録されており、クレジットカードでブラックになってしまった場合にカードローンを申し込むとバレてしまい、審査通過は難しくなる可能性があります。

クレヒスに記録される情報

クレヒスに記録される情報は下記の通りです。

それぞれの項目について、解説していきます。

個人情報(氏名、生年月日、電話番号など)

クレヒスに記録される個人情報は、氏名・生年月日・電話番号・勤め先情報・本人確認書類(記号番号や運転免許証の番号など)などがあります。

クレジットカードやカードローンを申し込む際に、提出した個人を特定する情報が主な内容です。

契約情報(契約日、契約先など)

契約情報には、主に契約日や契約先(サービスの会社名)、貸与額、返済期日が記録されています。

個人が「どのようなサービスを契約」しているか、「返済期日はいつか?」という情報です。

他のローン契約が現状で0の場合は審査でプラスに働きます。他のローン契約をしている場合には、貸与額と期日を確認され、今回の融資が現実的なものかどうかを判断されます。

利用履歴(クレジットカードやローンの利用状況)

利用履歴には、クレジットカードやローンの利用状況・残高が記録されています。契約しているサービスにて、「どの程度利用をしているか?」という情報です。

カードローンを同時に2社以上利用していたり、クレジットカードの分割払いやリボ払いを使用している場合は、審査に影響する可能性があります。

返済履歴(正常な支払い、延滞・滞納の記録)

返済履歴には、ローンやクレジットカードの支払状況・滞納、延滞の履歴が記録されています。

正常な支払い履歴は信用力の証明となり将来の審査にプラスになる一方、61日以上の延滞は約5年間記録され、審査落ちの大きな原因(※)となります。

完済情報(ローンや分割払いの完済履歴)

完済情報はクレヒスにおける重要な、プラスとなる信用要素です。

カードローンや住宅ローン、クレジットカードの分割払いなどを約束通りに返済し終えた記録が残ります。

完済情報は通常5年保存され、新たなローン審査において好印象を与える貴重な信用実績となります。一度の借入と返済を確実に行うことで良好なクレヒスを構築できるという点も覚えておきましょう。

クレジット・ガイダンス(CIC)

クレジット・ガイダンスとは、株式会社シー・アイ・シー(CIC)が保有する信用情報を分析し、算出した「指数」と「算出理由」を「クレジット・ガイダンス情報」として登録されているデータです。

主にクレジット会社や消費者金融に対して提供しているほか、一般利用者が自身の情報を確認することもできます。

自分の信用情報は「インターネットから手数料500円」「郵送で開示の場合は手数料1,500円」で確認する事が出来ます。

カードローンを申し込む前に、不安がある人は一度自分の信用情報を開示してみても良いですね。

カードローンとクレヒスの関係

カードローンとクレヒスは密接な関係性があります。

先程解説した通りカードローンの利用はすべてクレヒスに記録され、その情報が信用評価に大きく影響します。

そのため、過去5年~現在までのクレヒス状況が、これから新しく申し込むクレジットカードやカードローンの審査結果に影響します。

カードローンを利用するとクレヒスに履歴が残る仕組み

カードローンを利用すると、その情報はほぼリアルタイムでクレヒスに記録されます。

具体的な流れは以下のとおりです。

クレヒスに履歴が残る仕組み
  • クレジットカードやカードローンに申し込む「申込情報」が記録
  • 審査が通過した時点で、「契約情報」が記録
  • 返済をしていくと「返済情報」が記録
  • 延滞をした場合「延滞情報」が記録
  • 返済を完了すると「完済情報」が記録

これらの情報は各信用情報機関(CIC、JICC、全銀協)に共有され、他の金融機関からも情報取得が可能になります。

クレヒスの履歴はほぼリアルタイムでの更新となっているため、返済や支払いは守るようにしたいですね。

記録が残る期間(契約中・完済後・延滞時など)

申込情報 照会日より6ヶ月間
クレジット情報 契約期間中および契約終了後5年以内
利用履歴 利用日より6ヶ月間
事故情報(延滞履歴) 61日以上の延滞(約5年~10年)

クレヒスに記録が残る期間は、上記の表の通りです。

「延滞履歴」について、61日以上の延滞などで登録されますが、債務整理、代位弁済などの深刻な事故情報は最長10年間記録が残ります。

そのため、「何年経ってもクレジットカードやカードローンの審査が通らない・・・」という状況が現実になってしまいます。返済期日については、特に注意して利用したいところです。

ローンを完済した履歴については、完済日から5年間保存されます。完済することで信用情報を得ることができ、以後の審査を有利に運ぶことが可能です。

クレヒスが与える影響

クレヒスは、例えると「自身の金融履歴書」ともいえます。

クレヒスは審査に大いに影響を与える要素となっているため、「良好なクレヒス」と「傷が付いたクレヒス」では受けられるサービスや金利、借入額などの条件に大きな差が生まれます。

良好なクレヒスのメリット(審査の通過率UP、信用力向上など)

クレヒスのメリット
  • 審査通過率が向上
  • 借入可能額の増加
  • 金利の優遇
  • 審査時間の短縮
  • 将来の大型ローンへの好影響

代表的なクレヒスのメリットを上記にまとめました。

その中でも、「審査通過率」「借入可能額」「金利の優遇」は非常に大きなポイントです。

クレヒスが良いと、金融機関から「信頼できる顧客」という評価を得ることができ、サービス内容も優遇されやすいです。

カードローンの審査で好影響となるのはもちろんこと、将来的に家や車を購入する際のローンの審査でも好影響をもたらします。

悪いクレヒスのデメリット(審査落ち、信用力低下など)

クレヒスのデメリット
  • 審査落ちのリスク増大
  • 借入限度額の制限
  • 高金利での借入
  • 他の金融サービスへの影響
  • 信用回復までの長い時間

クレヒスに傷がつくと、ローンの審査時に不利となります。特に注意すべきデメリットは上記の通りです。

審査落ちのリスクが増える事や借入限度額への影響もあるため、申し込みの際に指定した希望額の借り入れが出来ない可能性もあります。

借入限度額への影響もあるため、カードローンの申し込み時に希望額の借入ができない可能性もでてきてしまいます。また、そもそも審査に落ちてしまう可能性もあるでしょう。

審査が通った場合でも高金利での契約となる可能性も高くなってしまいます。参考までに、銀行系カードローンの場合最大15%、消費者金融カードローンでは最大18%の年利となっています。

クレヒスの内容が悪いと、カードローンを利用する際のデメリットが多いので、注意して利用したいところです。

クレヒスなし(スーパーホワイト)の注意点

クレヒスがない状態を「スーパーホワイト」と呼ばれることがあります。一見良さそうな表現に見えますが、この状態にも注意が必要です。

スーパーホワイトの「借入や返済の履歴が一度も無い状態」は「返済能力未知数」と判断されます。判断材料未知数となると、審査を通すのがやや難しくなる傾向があります。

ただし、スーパーホワイトの状態でも「安定した収入」や「長い勤続年数」がある場合、問題なく審査に通る可能性が高いです。

スーパーホワイトの方がカードローンを初めて利用する場合、希望額はなるべく少額におくことを推奨します。少額でも良いので完成履歴を作ることで良好なクレヒスとなり、以後の借入もしやすくなるでしょう。

クレヒスを良好に保つためのポイント

上記はクレヒスを良好に保つためのポイントです。

ここからは、クレヒスを良好に保つためのポイントに分けて解説していきます。

返済を遅れずに行う

クレヒスを良好に保つための最も重要なポイントは、「返済期日を守ること」です。これは単純なことですが、躓いてしまう人も多いです。

カードローンの返済では、たった1日の遅れでも信用情報に影響を与える可能性があります。

さらに重要なのは、61日以上の延滞は「事故情報」として約5年間記録されてしまいます。この記録があると、カードローンの利用やクレジットカード発行が困難になるため、返済が厳しい状況でも最低限の支払いだけでも行うことが重要です。

万が一、返済が難しい場合には、事前に金融機関に連絡をして相談をしてみましょう。一時的な返済猶予などの対応を行ってくれる場合もあります。延滞してからの相談よりも延滞前の方が融通が利く可能性も高いです。

必要以上に借り入れをしない

良好なクレヒスを維持するためには、借入額を適切に管理することが不可欠です。限度額いっぱいまで借りることは、金融機関からすると「資金に余裕がない」という危険信号と捉えらる場合もあります。

まず重要なのは、「返済能力を超える借入を避ける」ことです。カードローンは簡単に借りられる便利さがある一方、収入とのバランスを考えないと返済が苦しくなります。

一般的には、月々の返済額が手取り収入の20%を超えないよう設定するのが理想的です。手取りが20万円の場合は、返済額を月々4万円以内に抑えるのが目安となります。

また、不要なカードローン契約は解約することも検討しましょう。使っていないカードローンでも契約しているだけで「潜在的な借入可能額」としてカウントされ、他の審査に影響することがあります。

必要な時に必要な分だけ借りて、計画的に返済する。」この基本を守ることが、健全なクレヒスを維持するコツです。

複数のクレジットカード・ローンを短期間に申し込まない

「短期間での複数申込み」は審査に大きく影響するため気を付けましょう。

信用情報機関には、ローンやクレジットカードに申し込んだ履歴(申込情報)が約6ヶ月間記録されます。金融機関は、この申込履歴を「与信判断」の重要な材料としています。

特に注意すべきは、短期間(1〜3ヶ月程度)に複数の申込みがあると、「資金繰りに困っている」「クレジットカードが作れなくて困っている」と判断され、審査に悪影響を及ぼす可能性が高いことです。

これは「かけもち申込み」と呼ばれ、金融機関側からは危険信号と捉えられます。

新しいカードローンやクレジットカードが必要な場合は、計画的に申し込みましょう。

まとめ

カードローンとクレヒスについてまとめ
  • カードローンを利用することで利用状況がクレヒスに記録される
  • クレヒスの状況によって、カードローンの審査や借入額が左右される
  • 滞納などの事故情報は5年~10年記録される
  • 遅れずに返済する事で良好なクレヒスになる

カードローンとクレヒスは密接な関係にあり、カードローンの借入・返済履歴はすべて信用情報として記録されています。

良好なクレヒスは審査通過率の向上や借入条件の優遇など多くのメリットをもたらす一方、延滞などによる悪いクレヒスは最長10年間も影響が続く可能性があります。

クレヒスを良好に保つためには、「返済期日を必ず守ること」、「必要以上の借入を避けること」、「短期間での複数申込みをしない」ことが重要です。

カードローンを利用する際は、自分のクレヒス状況を把握した上で、賢く活用していきましょう。

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