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多種多様な分野に対応可能!刑事事件を中心に確かな実績を誇ります。/坂口 靖弁護士(プロスペクト法律事務所)

弁護士を目指そうと決意したのは28歳という坂口先生。今後の将来を将来を見据えて「手に職をつけるべきだ」と感じ、民法の教科書を手に取ったことがきっかけで法律の世界に飛び込まれたそうです。その後、司法試験を経て、千葉県の「佐野総合法律事務所」に入所。刑事事件を中心に多くの案件を手がけ、着実にキャリアを積み上げてこられました。現在は独立され、刑事事件や交通事故を中心に活躍されている坂口先生に弁護士としてのキャリアや今後の展望についてお話を伺いました。

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弁護士を目指した理由とこれまでについて

弁護士を志したきっかけを教えてください。

28歳の時に弁護士を目指す決意をしました。それまではフリーターとして働いていて、特に目立った職歴もありませんでした。そんな中で、「手に職をつけることが大切だ」と感じるようになり、専門的な知識を身につける必要性を強く感じていました。そんな時に偶然、民法の教科書を手に取ったんです。そこに書かれていた内容に興味を持ち、特に民法94条2項が面白いと思いました。このことがきっかけで、法律の勉強を本格的に始めることになりました。
当初、私は司法試験の択一試験に合格すれば法律の理解が深まると考えていました。そのため、ポスティングのアルバイトをしながら、週に3日勉強に取り組んでいました。2回目の試験で択一には合格したのですが、論文試験でギリギリ落ちてしまいました。その経験から、「もっと頑張れば司法試験に合格できるのではないか」と思い、アルバイトを辞めて勉強に専念することに決めました。そして、3回目の試験で無事合格することができました。

司法試験に合格されて、最初に「佐野総合法律事務所」に入所された理由をお聞かせいただけますか?

佐野総合法律事務所は、千葉県で最も大きな事務所で、顧問先は100社以上にのぼり、さまざまな案件を取り扱っていました。私がこの事務所に入所を決めた理由は、同期の仲の良い修習生がそこで修習をしていて、「刑事事件を扱える弁護士を探しているから、どうですか?」と声をかけてもらったことです。代表の佐野先生が翌年から千葉県弁護士会の会長に就任されるというタイミングでもあり、ちょうどその頃、刑事事件において大きな制度変更がありました。それまでの被告人国選弁護に加えて、新たに被疑者国選弁護という制度が導入される時期だったのです。被疑者国選弁護では、勾留後に弁護士がつく形となり、事務所としてはその新しい制度にしっかり対応できるように、刑事事件をメインで扱える弁護士を迎え入れたいという希望がありました。私は元々、刑事事件をメインにやっていきたいと考えていたので、面接を受けて採用されることになりました。

入所されてからはやはり刑事事件を多く扱われましたか?

刑事事件が一番多かったですね。初年度だけで、国選弁護案件を80〜90件ほど担当し、その中で刑事弁護の実力をしっかりとつけることができました。もちろん、刑事事件以外にも交通事故や企業法務など、幅広い案件を扱っていました。
また、佐野総合法律事務所では事務所の案件だけでなく、個人で受任した案件もありました。事務所はとても自由に仕事をさせてくれたので、その点には非常に感謝しています。私は13年間在籍していましたが、その間に多くの経験を積むことができました。

その後、独立されましたが、そのきっかけを教えてください。

事務所のパートナーになるかどうかという話が出た時に独立を考えるようになりました。ちょうどその頃、個人受任の事件も増えてきていて、事務所の案件も合わせてこなすと、案件数が多くなりすぎて十分に力を発揮できないのではないかと感じていました。そこで、自分のペースで仕事を進めたいという思いが強くなり、最終的に独立を決断しました。

現在の業務について

現在、注力している分野や強みを教えてください。

現在、主に刑事事件と交通事故を多く扱っています。刑事事件に関しては、これまでに非常に多くの案件を手がけており、個人としては約700件を担当しました。その中には無罪判決を勝ち取った案件も複数あります。こうした経験を積んだ結果、他の弁護士から量刑予測に関する相談を受けることも多く、案件ごとの量刑予測や戦略について自信を持ってアドバイスできるようになっています。また、私自身はエリート街道を歩んできたわけではなく、一般的な環境で育ちました。そのため、被疑者や依頼者の気持ちに寄り添い、共感しながら対応できる点が私の強みだと思っています。

今後の目標など

今後注力していきたい分野・売り出したいサービスを教えてください。

今後も引き続き、刑事事件の分野に注力していきたいと考えています。特に最近は「不同意性交」に関する相談が増えており、刑罰が大幅に重くなった影響で、以前は青少年保護条例違反として罰金が科されていたケースが、現在では不同意性交として逮捕されることもあります。被害届を出されたり、相手の保護者と話をしたりという状況でのご相談が増えてきています。また、誹謗中傷対策(発信者情報開示)や破産の申し立てなども依頼があれば、対応していきたいと考えています。

記事を読んでいる方へひとことお願いします。

相談者の皆様には、信頼できる弁護士を選んでいただきたいと思います。最近では、専門分野を謳っている弁護士も増えていますが、実績や過去の事例を調べて判断することが大切です。自分の信頼できる弁護士を選んで、しっかりと相談をしていただければと思います。

弁護士情報

弁護士名:坂口 靖
所属弁護士会:千葉県弁護士会
事務所名:プロスペクト法律事務所
事務所URL:https://prospect-law.com/
刑事事件特設ページhttps://sakaguchiyasushi-keijibengo.com/
事務所住所:〒260-0013 千葉県千葉市中央区中央1-7-8 シグマビル8階
【経歴】
2008年   弁護士登録
2008年   佐野総合法律事務所入所
2022年1月   プロスペクト法律事務所開設

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