弁護士相談は敷居が高い、怖いというイメージを払拭!相談しやすい弁護士であることを心がけております/河井 浩志弁護士(法律事務所Lapin)
中学生時代からさまざまニュースを見て「理不尽さ」を感じていたことが、法曹界に興味を持つきっかけになったという河井先生。司法試験合格後、2つの法律事務所での経験を経て、独立されて丸2年を迎えられました。弁護士を志したきっかけや独立の経緯、今後の展望などお話を伺いました。
弁護士を志した理由とこれまでについて
弁護士を志したきっかけについて教えてください。
具体的に弁護士という業種に限らなかったのですが、日々ニュースでさまざまな事件を見て、理不尽さを感じていました。
中学生時代に事件を取り締まる警察に興味を持ち、その先に裁判があって弁護士や検察官といった職種があることを知り、そういった仕事に関わりたいと思いました。
高校生になり、より具体的に法律のシステムを知る中で、警察の業務では限界があると感じ、法曹界に入りたいと思いました。
今のお話を聞くと検察官のイメージが近いのかなと思ったのですが、そこから弁護士を目指されたのはどういう流れだったのでしょうか?
弁護士と検察官どっちになりたいか具体的に決めてなかったのですが、司法試験合格後、司法修習が一年間あって、はじめに検察官の仕事を体験しました。その時に検察は公務員であり、組織内での活動が重視され、個人の自由度が限られると感じました。
最終的に自由度が高く、自分がやりたいことができるというところで弁護士になろうと思いました。
弁護士としてのキャリアについてお話しいただけますか?
弁護士としてのキャリアは、まず「アディーレ法律事務所」でスタートしました。司法試験に合格してから就職活動で事務所の説明会に参加する中で、アディーレの考え方に共感を覚えました。
「アディーレ法律事務所」では、一人一人のお客様に寄り添いすぎるのではなく、数多くの依頼者を支える方法を見つけ出すという方針が理想的で素晴らしいなと思ったので、まず入ってみようと思いました。
当時はどういった案件を担当されていましたか?
私は交通事故の部署に配属され、主に交通事故の被害者側を専門に取り扱っていました。案件の割合としては交通事故9割、債務整理など他の案件は1割という感じで、約1年10ヶ月間の経験を積みました。
その後、「法律事務所MIRAIO」に移籍されましたが、その理由について教えてください。
「アディーレ法律事務所」の業務の細分化は理想ではありましたが、細分化されすぎていると感じ、もっと他の事務所のやり方も見てみたいと思いました。
先に「アディーレ法律事務所」から「法律事務所MIRAIO」へ移籍した先輩に、事務所の状況など話を聞いて、自分が移籍してみたいと思う事務所像と合致したので移籍を決めました。
主にB型肝炎や債務整理を取り扱っていましたが、それ以外の多種多様な案件も担当していたので、さまざまな経験ができるというのが大きかったですね。「法律事務所MIRAIO」には約3年間在籍していました。
そこから独立されましたが、いつ頃から考えられていましたか?また、独立への不安はありませんでしたか?
弁護士を志した頃から独立を目指していたわけではなく、「法律事務所MIRAIO」に在籍していた最後の半年くらいで考え始めました。
「今後一生独立するぞ」というのはなくて、お客さんが来なければ、別の事務所に再就職しようと思っていました。それまで組織でやってきたので、個人で一度やってみようというところが強かったので不安は特にありませんでした。
独立されてから丸2年ということですが、今の状況はいかがでしょうか?
今は安定しています。最初は広告も出していませんでしたし、紹介も月1件あるかな程度でした。ネット広告を出すなど集客もして、丸2年かけて安定してきたので、今は独立した方が自分には合っているなと思っています。
現在の業務について
注力している分野について教えてください。
現在は交通事故が多いですね。その他は離婚、男女問題(特に不倫慰謝料)、相続(遺産分割)、そしてインターネット関連にも注力しています。
今後の目標など
今後の事務所を大きくしたい、弁護士を増やしたいといった展望はありますか?
自分の手に負えないくらい案件数が増えたら弁護士や事務員さんを採用したいと考えますが、今の広告ではそこまでの依頼は来ないので、現状の案件量がリソース的にもバランスが取れていますね。
今後注力していきたい分野・売り出したいサービスを教えてください。
今後は自動運転が普及していくと交通事故の案件が減ることが予想されます。そういったことから、今後もなくならない離婚や相続案件に注力していきたいと思っています。
特に交通事故に関しては、自動運転技術が進化する中で、新しい課題が発生することが予想されます。これに対応するための知識と経験を蓄積し、他の弁護士と差別化を図っていきたいです。
先生が取り組んでいるIT化やDX(デジタルトランスフォーメーション)
資料を全てスキャン(PDF化)して、いつでもパソコンで確認できるようにしています。
記事を読んでいる方へひとことお願いします。
弁護士は怖いとか相談の敷居が高いと思われがちです。私は弁護士の中では比較的若い方だと思いますし、事務所を1人でやっているので、直接私がお話しを聞きます。面倒くさい予約の手続きを踏まずに、そのまま相談も可能なので、悩んだら電話をしていただければと思っています。
弁護士情報
弁護士名:河井 浩志
所属弁護士会:東京弁護士会
事務所名:法律事務所Lapin(ラパン)
事務所URL:https://lawfirm-lapin.com/
事務所住所:〒134-0088 東京都江戸川区西葛西3丁目22-10 JustOffice西葛西502A
【略歴】
・大阪府堺市出身
・関西学院大学法学部 卒業
・関西大学大学院法務研究科 修了
・弁護士法人アディーレ法律事務所にて勤務
・弁護士法人法律事務所MIRAIOにて勤務
・法律事務所Lapin開設
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