法律相談記事のカテゴリー

男女問題
債務整理
労働問題
トラブル
ニュース
犯罪・刑事事件
インタビュー ニュース

人と組織の成長を目指し、法律だけでなく組織コンサルにも注力/佐藤大蔵弁護士(札幌シティ法律事務所)

「経営者が夢を語り、従業員が生き生きと働ける会社を増やしたい」という想いから、愛着のある札幌にて中小企業法務などに注力されている佐藤先生。クライアントが抱える本質的な課題の解決を意識して、交通事故や相続など個人のお困りごとにも幅広く対応されています。

記事をご覧になった方は
こちらもご確認ください!

緊急の法律に関する
お悩みはこちら

いざって時のために
手のひらに弁護士を!

弁護士を目指した理由とこれまでについて

これまでの経歴について教えてください。

生まれは栃木県ですが、父の仕事の都合で全国を転々として、ニューヨークに住んでいたこともあります。

慶應義塾大学法学部、慶應義塾大学法科大学院を卒業して2015年に弁護士になり、現在も所属している「札幌シティ法律事務所」に入所しました。現在は事務所のパートナー弁護士として活動しております。

弁護士になろうと思ったきっかけなどを教えてください。

大学は法学部に進学しましたが、その時点では弁護士になろうとは思っていませんでした。

実はスポーツ実況のアナウンサーになりたいと思っていて、メディア関係に就職したいと思っていたんですよ。

ところが法学部の授業で弁護士の話を聴く機会もあり、自分の正義感に従って手を差し伸べられる弁護士の仕事に魅力を感じました。

周りに弁護士を目指す友人も多かったこともあり、私もチャレンジしてみようと決めました。

札幌の事務所を選ばれたのは、どういった理由だったのでしょうか?

札幌には小学生の頃に2年ほど住んでいて、すごくよい思い出がある街なんです。「いつか札幌に住みたいな」と思っており、司法試験合格後の研修期間でも札幌への配属を希望しました。

居住期間も長く、知り合いも多い東京で働くことも考えたのですが、やはり札幌で働きたいという想いがありました。実際に住んでみても、とても住みやすい街だと思います。

現在の業務について

注力している分野を教えてください。

中小企業法務、労務問題、交通事故、相続を中心に幅広く対応をしています。

おかげさまで、これまで建設業、運送業、病院、飲食業、不動産業など、様々な業種・規模の会社の顧問弁護士も務めてきました。

司法試験に合格した後、法律事務所への就職活動をするのですが、色んな弁護士と話せる絶好の機会だと思い、たくさん面接を受けにいったんです。

その中で、中島経営法律事務所の中島茂先生にお会いする機会があり、「自分が上場企業の社長を叱咤激励することによって日本の企業を変えていくんだ」と仰られていた姿がとても印象的でした。自分も社長と高い視座で関わって、地域の経済に貢献したいなと思ったことが今につながっています。

直接の弁護士業務そのものではありませんが、YouTubeや音声メディアVoicyで継続的に発信もしています。

昔アナウンサーになりたいと思っていたことも、今の好きな発信につながっていると思います。一度撮影した動画が誰かのために役に立っていると思うと嬉しいですね。

voicy
弁護士が伝える人と組織の成長に役立つチャンネル

youtube
【弁護士】佐藤大蔵チャンネル

弁護士として大切にしていることを教えてください。

企業に対しても個人に対しても、「本質的に関わることでクライアントの将来がよくなっていくお手伝いをしたい」と思っています。

それから依頼者の方に、法律的な考え方と今後の見込みをわかりやすく伝えるということを大切にしています。

将来の方向性が見えないことに依頼者の方は不安を感じられます。

ですから、図やホワイトボードを利用しながら、今後の方向性をビジュアルでわかるようにしながら一緒に見ることで見える化しています。

音声や動画の配信をしていることもクライアントへの説明力を上げるために役に立っていると思います。

 

「本質的によくなっていく」というのは、企業の場合はどういったイメージでしょうか?

パワハラ、問題社員への対処、解雇、社員のメンタル不調など、様々なトラブルを見てきました。

もちろんそういった問題を一つずつ解決することも大切ですが、それでは本質的な問題は解決しません。

本質的な問題を解決するには、元気な会社を増やすことです。

より具体的にいうと、「経営者が夢を語り、従業員が生き生きと働ける会社」を増やしたいですね。

そうすることで、経営者や従業員はもちろん、そのご家族、取引先、消費者など、会社に関わる多くの人が幸せになります。

その結果、企業は発展し、地域経済も豊かになり、よりよい社会になっていくと考えています。

 

法的問題を予防したり解決するだけでなく、より深く企業に関わるようなイメージでしょうか?

そうですね。弁護士は法律の専門家ですが、法律は問題解決の一つのツールにすぎません。

法的なサポートはもちろんですが、それだけはなくパートナー型のコンサルティングなども提供していますし、今後は深く企業と関わるサポートを増やしていきたいですね。

 

個人の依頼者について、本質的によくなっていくというのはどういったイメージでしょうか?

なにか問題があって弁護士に依頼するわけですが、今起きている問題を表面的に解決するのではなく、その問題をきっかけに生活や考え方を見直して、よりよい人生を送るきっかけにしてほしいと思っています。

「こうしたい」「ああしたい」という表面的な言葉だけを聞いて目の前の問題を解決しても、本質的に変わらなければまた同じような問題が起きかねません。

ですから中長期的な視点に立ち、依頼者が大切にしたいその先にある目的を聞いてどのように事件を進めていくかを一緒に考える存在であることを大切にしています。

たとえば破産したいという依頼を受けた場合、ただ事務的に処理して破産させることは、誰でもできることかもしれません。

私としては破産することをきっかけにこれまでの生活態度や家計を徹底的に改善して再建することが、本質的な解決だと思っていて、そこをサポートすることが大切かなと思っています。

 

「本質」ということをとても大切にされているのですね。

そうですね。弁護士になる前から本質に関わりたいという意識が強くて、形式的で本質的じゃないことをやるのが嫌だったんですよね。

弁護士の仕事は、血が出たときに止血したり絆創膏を貼るような仕事が多いと思うんです。

それも大事な仕事ですが、血の流れをよくすることが本質的な関わりだと思っています。

先生が取り組んでいるIT化について教えてください。

特別なことはしていませんが、Googleカレンダーを使ったり、クライアントとはLINE、Facebookメッセンジャー、Chatworkなどのメッセージツールも使っています。

出張や移動が多いので、出先でも仕事ができるような環境は日頃から整えています。

今後について

今後の目標などを教えてください。

中小企業の支援はもっと広げていきたいです。業種としては、特に建設業、運送業、病院などの支援をより強化していきたいと思っています。

今は顧問弁護士として法的な問題を中心に扱っていますが、社外取締役に就任したり、コンサルティングなどにも力を入れたいです。

コンサルティングと言っても、経営に口を出したいわけではなく、会社の中長期ビジョンを共有してそれを実現するために考える場を作り、一緒に会社と伴走していくパートナーとして関わっていければと思います。社外参謀のような関わり方のイメージでしょうか。

相談を考えている方へ一言お願いします。

法律トラブルに巻き込まれたとわかっている場合はもちろん、なにか悩みや不安があれば、まずは気軽に相談してみるということが大事です。

当事務所でも相談を受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

弁護士情報

弁護士名:佐藤 大蔵
所属弁護士会:札幌弁護士会
事務所名:札幌シティ法律事務所
事務所HP:https://www.sapporocity-law.jp/
事務所住所:北海道 札幌市中央区大通西5丁目 桂和大通ビル38 6階

経歴:
慶應義塾大学法学部卒業
慶應義塾大学法科大学院卒業
2015年 弁護士登録、札幌シティ法律事務所入所

インタビュー取材をさせていただける弁護士の方、募集中

現在カケコムでは、インタビュー取材をさせていただける弁護士の方を募集しております。
取材および掲載についての費用は一切頂戴しておりませんので、ご協力いただける方は以下フォームよりお申し込みください。

お申込みフォーム:https://share.hsforms.com/1xwQjb3-aS1KW8beRkbJo_wdzcl4

 
よく検索されるカテゴリー
検索
インターネット インタビュー セミナー トラブル ニュース フリーランス 不倫 交通事故 企業法務 企業法務 借金 債務整理 債権回収 加害者 労働 労働問題 医療 婚約破棄 時事ニュース 浮気 消費者トラブル 犯罪・刑事事件 男女問題 自己破産 親権 近隣トラブル 過払い金 遺産相続 離婚 養育費