不倫がばれたときの緊急対処法は?慰謝料請求から逃れることはできる?
不倫がばれたとなったら、冷静でいられる方はほとんどいないのではないでしょうか。既婚男性の甘い誘惑に乗ってしまい、いけないとわかっていながらも不倫関係になってしまった、という女性は実は少なくありません。悪いのは自分と思いつつも、できることなら穏便に済ませたいですよね。今回は不倫相手の奥さんに不倫関係がばれてしまったときの対処法と、慰謝料を請求されたときの対処法をご紹介していきます。
「不倫が相手の奥さんにばれたかもしれない」「不倫相手の奥さんから連絡が来て、どう対応すれば良いか分からない」「不倫相手の奥さんから慰謝料請求されないか不安」「実際に慰謝料請求されているけれど、請求された額を支払うのが難しい」という人は、弁護士へ相談することで下記のようなことを実現できる可能性があります。
・相手からの連絡にどう対応するのが適切なのか?慰謝料請求されている場合、そもそも支払わなければならないのか?等を、豊富な弁護経験を元にアドバイスや代理交渉をしてくれる。
・あなたのケースの場合、相手から請求されている慰謝料が本当に適正な額なのか?減額できる余地はないのか?をアドバイス、サポートしてくれる。
・慰謝料の支払い方法について、一括で支払う能力がない場合は分割支払いにできないか等、あなたの資力に合わせた交渉を行ってくれる。
慰謝料請求をされていても、場合によっては支払わなくて良い場合があります。
相手の提示を鵜呑みにして大きな損をしてしまわないよう、できるだけ早めに弁護士へ相談することが重要です。
下記のボタンから、ぜひご相談ください。
不倫がばれた!慰謝料請求される可能性は?
不倫関係が相手の奥さんにばれた場合、どの程度の割合で慰謝料請求される可能性があるのでしょうか。
実際にカケコムで調査したところ、「自分の夫が不倫していたら不倫相手の慰謝料請求する」と答えた人は全体の60%にも及びました。
慰謝料請求する人の意見としては、下記のようなものがあります。
しっかりと罪を償ってほしいから
「もしも離婚した時の事を考えて不倫相手にもきちんとしてほしい。関わりたくない気持ちもあるけど自分のしたことを償ってほしい。あとは単純にひとの物に手をだしたらどうなるかを知って欲しい。夫にも同様に償ってもらいたい。」(20代女性)
「既婚者だと知りながら不倫関係にあった場合は断じて許さない。金銭的・社会的に制裁を受けさせたい。」(30代女性)
「不倫して悪いのは夫と相手です、自分がしたことの重大さや責任があることを分からせないといけないからです。」(10代女性)
けじめをつけるため
「離婚するしないは関係無しとして、一旦けじめをつける為です。それで「いけないことをしていた」という自覚が少しは出てくるかなと思います。」(30代女性)
「慰謝料の支払いが問題の線引きになると思うから。」(20代女性)
自分の気が済まないから
「夫が一番悪いと判断しますが、不倫相手が無傷でいることは納得がいかないので、請求する意思は示したいです。」(30代女性)
「お金自体が欲しいわけではなく相手への恨みを晴らす一環として実施する。」(30代女性)
離婚後の生活のため
「冷静に考えれば相手も被害者なのかもしれない。慰謝料を請求しても怒りは収まらないだろうけど、これからの生活のため、そして貰って終わらせるためにも請求すると思います。」(30代女性)
このように慰謝料請求される可能性は比較的高いため、慰謝料請求される可能性を考えて、弁護士へ相談するなどの対策を打っていく必要があります。
不倫がばれた場合、焦りと不安で頭の中がいっぱいになってしまうかもしれませんが、慰謝料に関して正しい知識を身につけ、一歩一歩最善の選択をしていきましょう。
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不倫で慰謝料請求が認められるのはどんな場合?
それでは、不倫で慰謝料請求が認められるのはどんな場合なのでしょうか?
共同不法行為があったと認められる場合
そもそもあなたが不貞行為(=肉体関係のある不倫)をしていて、相手の奥さんに精神的苦痛を負わせた場合、あなたは不倫相手と共同で相手の奥さんに不法行為を行ったことになります。
共同不法行為が認められた場合、相手の奥さんはあなたや不倫をした夫に対して慰謝料の請求が可能となります。
ただし、例外的に不貞行為があったとしても不倫相手の奥さんからの慰謝料請求を拒否することができる場合があります。
それは、あなたが不倫相手のことを既婚者であったと知り得ない状況にあった場合です。
そのため、もしあなたが不倫相手の奥さんから慰謝料を請求されていても、そもそも不倫相手から「自分は独身だ」と言われていた場合等は、素直に支払うことはせず、一度事情を説明しましょう。
もし不倫相手の奥さんへ事情を説明することが困難であったり、うまく説明できる自信がない場合は、弁護士に相談してみましょう。
弁護士によっては、あなたにかわって相手の奥さんを説得してくれたり、交渉してくれたりすることがあります。
証拠があると慰謝料請求が認められやすい
相手方が法的に有効な不倫の証拠をすでに掴んでいる場合、慰謝料請求は認められやすくなります。法的に有効な証拠とは、あなたと不倫相手とのツーショット写真やLINEのやりとりです。
不倫がばれてすぐに別れたとしても、安心はできません。実は相手の奥さんが探偵を雇い、すでに法的に有効な不倫の証拠を掴んでいる可能性もあるのです。
不倫相手の奥さんが確定的な証拠を掴んでいる場合、慰謝料を請求される可能性が高いので、そのような事態になってしまった場合は弁護士に相談するようにしましょう。
特に不倫の事実を否定している場合、証拠がなかったり、証拠が不十分で不倫を証明できないときは、相手方の慰謝料請求が認められない可能性が高いのですが、その場合でも和解で終わることもあります。
慰謝料の相場
不倫の慰謝料の相場はいくらくらいなのでしょうか?
不貞行為が認められた場合、慰謝料の相場は一般的に100~300万円程度といわれています。
見ていただいてわかる通り、慰謝料の相場にはかなり幅がありますが、これは不倫によって夫婦関係が破綻し、離婚に至ったかどうかで、慰謝料の金額が変化するためです。
不倫がばれた後に不倫関係を解消し、相手方の夫婦関係が再構築できる状態ならば、慰謝料は100万円程度(場合によっては100万円以下)で収まるかもしれません。
しかし、不倫によって夫婦関係が破綻し、離婚に至ったと判断された場合は、300万円程度になることがあるのです。
上記でも少し触れましたが、もしあなたが不倫相手の奥さんから慰謝料請求をされてしまった場合、まずは弁護士にご相談いただくことをおすすめします。もしあなたが相手に言われるまま慰謝料を払ってしまった場合、相場以上の金額を支払ってしまう可能性もあるのです。
どういったケースでいくらくらいの慰謝料額が適当かの判断は、法律知識のない方には難しいものとなります。最近では、初回無料相談を行っている弁護士事務所も多くありますので、まずはお気軽にご相談ください。
不倫が相手の奥さんにばれた場合の対処法
既婚男性の大人の魅力に取りつかれ、不倫してしまった独身女性にとって、相手の奥さんに不倫がばれてしまうことは、場合によっては人生最大のピンチとも言えるかもしれません。
どうすればそのピンチを乗り越えられるのでしょうか?
まずは前提として、あなたは不倫という人を傷つける行為をしてしまったのですから、あなた自身ノーダメージで済むことはないと覚悟を決めた方がよいでしょう。なぜなら相手の奥さんには、あなたに慰謝料請求する権利などがあるためです。
しかしこのような状況にあるときこそ、最善策をとり、ダメージを最小限にとどめることが大切です。
そこで、ここからは不倫が相手の奥さんにばれてしまった場合に検討すべき対処法をご紹介していきます。
できるだけ早く不倫相手と別れる
不倫相手の奥さんに不倫関係がばれたときの最も適切な対処法は、なるべく早く不倫相手と別れることです。
というのも、そのまま関係を続けてしまうと、不倫相手の奥さんに決定的な証拠をつかまれ、100万円以上の慰謝料を支払うことになる可能性があるためです。もしあなたが不倫相手に離婚して欲しいと思っていたとしても、離婚は相手の社会的信用にも大きく影響するため、すぐに離婚をする男性は少ないでしょう。
相手の奥さんに不倫がばれてしまったなら、事態が悪化する前に不倫相手と別れることも検討するようにしましょう。
ただし、謝罪するだけでは、根本的な解決に繋がらない可能性も十分にありますし、謝罪をしたこと自体が不利な証拠になる可能性もあります。
謝罪をするか否か、どのタイミングでどういった方法により謝罪をするかについては、慎重な判断が必要になりますので、弁護士に相談しながら進めるなど、十分な注意が必要です。
不倫相手の奥さんに謝罪する
不倫がばれた場合、謝罪をすることで、相手の奥さんの怒りを抑えられ、慰謝料の請求を回避できるかもしれません。
実際、カケコムの調査では、「実際に会って謝罪はしていただきたいです。思っていることがあればそのときに言ってもらいたいし、こちらも言いたいことを言えたらなと思います。(30代女性)」という意見もありました。
ここからは、不倫相手の奥さんへの謝罪方法についてご説明します。
直接謝りに行く
まず直接謝りに行くという方法ですが、これはあまりおすすめできません。
直接の謝罪は、誠意は伝わるかもしれませんが、相手の奥さんが不倫相手の女性の顔を見たくないという場合には、火に油を注ぐことになる可能性があるためです。
また、不倫相手の奥さんから呼び出されるケースももしかしたらあるかもしれませんが、その際は、万一不倫の報復をされる可能性を考え、二人きりにならない場所で会ったり、弁護士に同席してもらうなどの対応をとることをおすすめします。
電話で謝罪する
電話での謝罪は、直接謝りに行くよりはおすすめな方法です。
なぜなら、顔を合わせずに済むので、直接会うよりも比較的落ち着いて謝罪を伝えられる可能性が高いですし、直接話せるので、メールや手紙よりは気持ちが伝わりやすいためです。
もしかしたら電話越しに怒鳴られることもあるかもしれませんが、そんな状況でも逃げずに誠意を見せ続けることで、相手も諦めて許してくれるかもしれません。
メールや手紙で謝罪する
「会うのは怖い。電話で声を聴くのも嫌」という方は、メールや手紙で謝罪するとよいでしょう。
メールや手紙での謝罪は、直接会ったり、電話で話すよりも気持ちは伝わりにくいかもしれませんが、こちらの言いたいことを一気に伝えられ、相手の奥さんの怒りの言葉も聞かずに済みます。
ただし、メールや手紙はそのまま証拠として残ってしまうため、「今後一切会いません」と書いたにも関わらず、その後も不倫相手と逢瀬を重ねていた場合、慰謝料を請求されてしまうことになりかねません。
弁護士に相談する
上記のように謝罪の方法はいくつか選択肢がありますが、どれも根本的な解決に結びつかない可能性がありますので、不倫が相手の奥さんにばれ、どうすればいいかわからないという場合は、自らの判断で行動する前に、一度弁護士に相談されることをおすすめします。
万が一、不倫相手の奥さんから内容証明の送付や裁判所からの呼び出しがあったとしても、弁護士なら即座に対応してくれます。
慰謝料請求をされた場合でも、慰謝料額が減額される要素が存在する場合や相手の証拠に不足があれば、弁護士はそれを指摘して、慰謝料の減額を要求できる可能性もあります。
法律問題の素人がこれらの対処をするのは難しいと思いますので、相手の奥さんに不倫がばれたことがわかったら、まずは弁護士に相談し、少しでも自分に有利に物事を進めていきましょう。
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「何を伝えればいいかわからない」という状態でも、お話の整理から一緒に行っていきましょう。お気軽にご相談ください!
まとめ
不倫が相手の奥さんにばれた場合、金銭的にも社会的にも制裁を与えられる可能性があります。
不倫をしてしまったことを悔やんでも遅いので、まだ相手の奥さんに不倫がばれていない人は、早めに別れを決意されることをおすすめします。
また、不倫が相手の奥さんにばれてしまったという方は、相手方からの慰謝料請求の有無に関わらず、一度弁護士に相談しておくとよいでしょう。早めに手を打ったかどうかで、その後の人生を大きく左右する可能性があるのです。
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