新しい男女の関係?セカンドパートナーは法的に不倫になるの?
セカンドパートナーは、男女の新しい形として理解が広まりつつあります。しかし、実際のところ、セカンドパートナーと不倫に違いはあるのでしょうか?今回は、セカンドパートナーの意味するところついてご紹介いたします。
目次
セカンドパートナーってご存知ですか?
昨今、セカンドパートナーという言葉が聞かれるようになってきました。
しかし、セカンドパートナーの意味するところを明確に理解している人はまだまだ少ないでしょう。
セカンドパートナーとは一体どんな相手を指すのでしょうか。
セカンドパートナーを持つ傾向にあるのはどのような世代なのでしょうか。
また、セカンドパートナーと不倫相手に明確な違いはあるのでしょうか。
セカンドパートナーという言葉がよく使われるようになった今だからこそ、それらについて理解しておく必要があるでしょう。
都合のいい関係?セカンドパートナーを知る
はじめに、不倫相手とは意味するところが違うセカンドパートナーとは一体どのような存在なのかについてご紹介したいと思います。
セカンドパートナーの定義
そもそもセカンドパートナーとはどんな存在でしょうか。
自分の配偶者を意味するのがパートナーであるならば、セカンドパートナーは、配偶者とは別の相手であり、友達以上恋人未満の相手を意味するのが一般的なようです。
また、セカンドパートナーとは肉体関係を持たないプラトニックな関係が一般的です。
しかし、肉体関係は持たないプラトニックな関係でもデートはするようです。
どの世代にセカンドパートナーを持っている人は多い?
セカンドパートナーを持つ世代は40代から50代に多いようです。
これらの世代は、子育てもひと段落し、自分の人生に改めて向き合う時間が出てくるのです。
その中で、長年連れ添った配偶者とは別の相手と親しくなり、その存在に特別な意味を与えようとしてセカンドパートナーという言葉が生まれました。
法律的にはセカンドパートナーはアウト?不倫になる?
セカンドパートナーは耳障りの良い言葉ですが、それが法律的に意味するところは結局、不倫相手と同じなのでしょうか?
不貞行為があるかどうかによる
法律的に不倫相手になるか否かは、セカンドパートナーとの間に性交渉があるか否かに大きく左右されます。
性交渉があれば、その相手を何と呼ぼうが法律的には不貞行為があったとされるでしょう。
不貞行為があると、それは離婚事由となります。慰謝料請求の対象にもなります。
セカンドパートナーをどのように捉えるかは人それぞれですが、性交渉があると結局のところ不倫相手となってしまうのです。
しかし、プラトニックな関係でも不倫が認められた例がある
セカンドパートナーと肉体関係があると当然に不倫ということになりますが、プラトニックな関係であっても不倫が認められた例もあります。
詳しくはプラトニック不倫された!慰謝料をもらえるケースもあるって本当!?にて解説しています。
セカンドパートナーは不倫と紙一重なので原則やめた方がいい
このようにセカンドパートナーという都合の良い言葉こそ存在していますが、言葉を変えても意味するところは結局、不倫相手であることが多いです。
不倫(不貞行為)は離婚事由に該当し、また、慰謝料を支払う原因となります。
いくらセカンドパートナーという言葉の響きに魅力を感じても、不倫に陥ってしまうことが多いようなので、セカンドパートナーを作るのはお勧めできません。
なぜセカンドパートナーが必要になる?
人はなぜセカンドパートナーという言葉を生み出してまで、配偶者とは別の親密な相手を求めるのでしょうか。
セカンドパートナーが必要になる理由(1) 長い結婚生活の息抜き
セカンドパートナーが必要になる理由は結局のところ不倫をする理由と似ています。
1人の配偶者と長い時間を共にすると、息抜きがしたくなるのです。
1人になることでその欲を満たす人もいれば、別の相手と親密になることでその欲を満たす人もいます。
新鮮な感情を得たいがゆえに、セカンドパートナーなど不倫相手を欲しがるのです。
セカンドパートナーが必要になる理由(2) 夫を男性として見られなくなった
また、様々な理由から夫を1人の男性として見ることができなくなったということも、セカンドパートナーや不倫相手を求める理由の一つです。
出会った頃は魅力的でも、時と共にその魅力にも慣れてしまい、新しい男性と親密になりたくなるのです。
その結果、セカンドパートナーや不倫相手を欲するわけです。
セカンドパートナーが必要になる理由(3) 離婚はできないが、夫よりも気の合う人を見つけてしまった
様々な事情から離婚ができないけれど、夫よりも気が合う相手を見つけてしまった場合、その相手をセカンドパートナーにすることもあります。
いわば、結婚の代替手段というわけです。
性交渉をしなければ不倫ではないのかもしれませんが、夫を傷つける行為に変わりはありません。
セカンドパートナーが必要になる理由(4) セカンドパートナーを承認しているケースもある
このような理由からセカンドパートナーを求める人達がいますが、中には夫婦がお互いのためにセカンドパートナーの存在を認めているパターンもあります。
性交渉さえなければ不倫とせずに、夫婦関係を持続させるスパイスとして捉えているのです。
セカンドパートナーは不倫相手とは違うという共通の理解や認識があってこそ実現できる関係といえるでしょう。
セカンドパートナーではなく、不倫してるんじゃないか?と思ったら
このようにセカンドパートナーと不倫はかなり近いところにあります。
不倫を疑った場合は、下記の行動を検討しましょう。
探偵を使って調査してみましょう
不倫を調査する場合は自分で行うよりも探偵を使うべきです。
探偵を使うことで、不倫調査をしていることがバレるのを防ぎ、証拠集めをスムーズに行うことができるためです。
自分で不倫調査を行い、不倫の証拠を集める前にバレてしまうと、不倫の証拠を隠滅されるおそれがあります。
そうなっては元も子もありません。
不倫についてもっと知りたい方はこちらの記事もおすすめです
新しい男女の関係?セカンドパートナーは法的に不倫になるの?のまとめ
以上のように、セカンドパートナーは新しい男女の関係として一部の人に歓迎されていますが、その意味するところは不倫と紙一重です。
セカンドパートナーを作ろうと考えていた人は、それが不倫と紙一重の意味であることを改めて理解してください。
中には、セカンドパートナーという言葉を都合良く解し、妻が不倫を行なっている場合もあるでしょう。
不倫(不貞行為)は離婚事由に該当するので、妻の不倫を疑っている場合は、探偵に調査を依頼すると良いでしょう。
その際、タントくんを使うと、貴方のケースにぴったりの探偵を無料で紹介してもらうことができます。
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