世間体を気にして離婚できない人に考えて欲しい3つのこと
「世間体が気になって離婚ができない」そう思う人は今の時代でも男女共に少なくありません。昔は離婚したことで会社での立場が悪くなったり、近所の人や友人の間で噂のネタにされることが多かったようですが今はどうでしょうか。世間体を気にして離婚ができない人はぜひ最後まで読んでみてください。
目次
世間体が気になって離婚したくても離婚できないこんな世の中じゃ…
この記事を読んでいる人も今まさに離婚をしたいと考えていたり、過去に離婚を考えたことがある人かと思います。
しかし離婚している夫婦は少なくないとはいえ、離婚はそんなに簡単なものではありませんよね。
離婚したい人の中には、世間体を気にして、切り出せない人も多くいるはずです。
世間体はそこまで気にしなければいけないものなのでしょうか。
この記事を読んで離婚と世間体について今一度考えてみて下さい。
世間体を気にして離婚ができないってどういうこと?
離婚をすると世間体が悪くなるってどういうことなのでしょうか。
離婚によって周囲にどんな変化があるのか5つにまとめました。
世間体を気にして離婚ができない理由(1) 離婚したらみんなに知れ渡る
地方の場合、都会と違って近所の付き合いが密接である傾向にあります。
ご近所との繋がりが強いために、他人の家庭事情にも干渉してきたり、口を挟んできたりという風習が今も残っている地域はたくさんあります。
そのため、勤務先や結婚状況、子供の成績などあらゆることが筒抜け状態なんです。
こういった地方に実家がある方は、特に両親から離婚を制止されるパターンが多いでしょう。
世間体を気にして離婚ができない理由(2) 子供が学校でいじめられないか心配
離婚をすると再婚するまでは、子供が片親になります。
そのことが原因で、子供が学校でいじめの標的にされないか危惧する人も多いです。
いじめに発展はしない場合でも、子供は平気で残酷なことをいってきます。
他の子供に「なんでお父さんいないの?」と言われることもあるため、離婚を考える人でも「子供が心配で離婚できない」と考える人がいます。
世間体を気にして離婚ができない理由(3) 会社での昇進に響くのではないかという不安
現代は会社とプライべートは切り離すべきだという考えが広がってきたため、家庭状況が直接的に業務に影響をすることはほとんどなくなりました。
しかし離婚や家庭でのトラブルの疲れからか、会社での昇進に多少なりとも影響する場合もあります。
「家庭内に問題がある人は人間的にも少し問題がある」「離婚した上司では部下がついてこない」と、中には頭の固い考えを持つ人もいるかもしれません。
世間体を気にして離婚ができない理由(4) 不倫しているから
週刊誌やニュースでも不倫騒動は大きく取り上げられていますが、不倫は世間的にもイメージは最悪です。
さらに不倫によって離婚が成立した場合、相手から慰謝料を請求される可能性が高くなります。
また離婚後にすぐに不倫相手と再婚をするのもイメージダウンに繋がりますので十分に注意が必要です。
世間体を気にして離婚できないなら考えてほしいこと
夫婦生活が辛くても、世間体を気にして我慢を続けることが本当に正しい選択なのでしょうか。
離婚したいのに世間体を気にする方はその考え、改めてみませんか?
世間体のせいで離婚できない|世間体なんかに囚われず、自分の選択をするべき
世間体と自分の生活どちらが大切ですか?あなたの人生なのに親や会社を気にして、やりたいことを我慢し続けるというのはおかしな話だとは思いませんか?
世間体が気になるからといって、我慢して結婚生活を続けても親も会社も責任を取ってくれるわけではありません。
自分の人生なんですから周りを気にせず、自分が思ったように選択をするべきです。
世間体のせいで離婚できない|意外なほど周りは気にしていません
今の時代自分が思うほど周囲は気にしていません。
人は新しい噂は大好きなので、もし仮に離婚した直後は噂をされたとしても、そんな噂をする人はすぐにいなくなります。
それに真剣に悩んで出した答えが離婚なのであれば、最終的には周りも必ず理解してくれるはずです。
世間体のせいで離婚できない|こんなときは確かにやめたほうがいいかも…
離婚をしたことで周りを気にして外に出られなくなったり、離婚のショックで仕事が手につかなくなるようであれば離婚を考えるのはやめた方がよさそうです。
こうなると周囲からのイメージは悪くなってしまう一方です。
離婚をすれば幸せになれるというイメージがなければ、我慢して今の生活を続けることをおすすめします。
世間体から逃れ離婚に踏み切るのなら|弁護士へ相談を
もしあなたが一人では離婚がまで踏み切れない時には、弁護士に相談するのも効果的です。
世間体から逃れ離婚するために|離婚問題に弁護士が必要な理由
離婚問題を迅速かつ円満に解決するためには、早い段階から弁護士に相談することも視野に入れておきましょう。
離婚の話し合いは夫婦だけでもできますが、離婚には様々な取り決めが必要な上にお互い冷静に話すことができなくなっている可能性もあるからです。
離婚時に決めておくべきこととして、養育費、親権、慰謝料、財産分与などがあり、これを曖昧にしたまま離婚が成立してしまうと、後々のトラブルに発展することが非常に多いです。
弁護士に依頼すれば、こういった取り決めの際にも自分有利で話が進むようなアドバイスがもらえるはずです。
しかも取り決めたことを公正証書にしてくれるので、万が一トラブルになったとしても法的効力のある取り決めをしてあるので、すぐに解決することができます。
もし金銭面などから弁護士を雇うことに躊躇する場合、まずは相談だけでも行ってみてはいかがでしょうか。
離婚と世間体について知りたい人は合わせてこちらも読んでみてください
世間体を気にして離婚できない人に考えて欲しい3つのことのまとめ
離婚をすると周りの目が気になるのは至極当然のことです。
結婚も離婚も二人だけの問題ではなく親や親戚や会社などにも報告が必要です。
世間体を気にし過ぎてしまい離婚したいのにできない…というのは時間の無駄です。
最近では離婚をしていることは珍しくないという考えの人が増えてきたように思えます。
そのため自分が考えている以上に離婚について周りは気にしていません。
それよりも自分の人生を最優先して考えてみることが大切です。
その結果が離婚であれば、満足いく離婚ができるように早めに弁護士に相談することをおすすめします。
監修者
男女問題が得意な弁護士を探す