離婚を迷う人が決断したきっかけ13選と離婚後に後悔したこととは?
離婚を迷う人の中で離婚した人たちは、どのような理由で離婚を決断したのか、そして離婚をして後悔したことはどんなことなのでしょうか。ここでは、離婚に迷うことを経験しながらも、離婚した人々の決断理由と後悔の詳細についてご紹介します。
「モラハラや相手の不倫等があり、離婚を考えている」「離婚をするなら自分に有利な条件で進めたいけれど、どうすればいいか分からない」という人は、弁護士へ相談することで下記のようなことを実現できる可能性があります。
・あなたに代わって配偶者に離婚をしたい理由等を説明し、できるだけあなたに有利になる条件で、離婚に向けて交渉してくれる。
・離婚を説得させる材料が足りない場合は、さらなる証拠集め、証拠作りのサポートをしてくれる。
・離婚後の生活設計をどうすべきかまで含めて、アドバイスしてくれる。
離婚請求が通るかや、あなたに有利な条件を相手に飲んでもらえるかは、有効な証拠があるかどうかに左右される部分が大きいです。
そのため、できるだけ早めに弁護士へ相談し、証拠を集めたり作ったりした上で、離婚請求を行うことが重要です。
離婚を決断するのにどのくらい迷った?
「あなたは離婚を決断する際、どれくらい悩みましたか?」というアンケートを実施した結果、「かなり悩んだ」と答えた方は36%、「悩んだ」が28%、「少し悩んだ」が30%、「悩まなかった」が6%となりました。
少しでも悩んだ方は全体の96%を占めており、みなさん少なからず悩んでいることがわかります。
離婚を迷った理由は?
また、離婚するか悩んだ理由を伺った結果、下記のようになりました(選択形式、複数回答可)。
「子どもへの影響を考えたため」との回答が100名中50名、「周りに迷惑をかけてしまうため」が33名、「世間体が気になるため」が32名、「経済面が心配だったため」が27名、「夫婦関係を修復できるかもしれないため」が17名、「相手に情が残っていたため」が16名、「住む場所があるか不安だったため」が7名、「子どもの親権を取れるかわからないため」が6名という結果となりました。
離婚を迷う男女が離婚を決断したきっかけ・理由13選を体験談を交えて紹介
離婚に迷う夫婦が最終的に離婚という決断を下す背景には、どのような理由があるのでしょうか?
カケコムでは、離婚を決断した理由を離婚経験者100名を対象に調査しました。
離婚を決断したきっかけ・理由(1) 夫婦としての将来が見えなくなった
アンケートにて最も多かった回答は、夫婦としての将来が見えないために離婚を決断したというものでした。
価値観の違いや喧嘩が絶えないなど、理由は様々ですが、「もうこれ以上一緒に過ごせない」「このまま一生添い遂げるのは難しい」と感じたときに離婚を決断する方がかなり多いようです。
実際の声
一緒に生活をしていて、些細な事で喧嘩が絶えず穏やかに暮らしていくことが難しいと感じた為。
(女性)
借金を何度もしてこの先不安だったから。
(女性)
離婚を決断したきっかけ・理由(2) 不倫された
パートナーに不倫されたことが許せず、離婚を決断したと回答する方も多くいらっしゃいました。
離婚を迷うのは、配偶者に対して愛情が捨てきれていないからかもしれません。しかし、相手の不倫が明らかになった場合、100年の恋も冷め、迷うことなく離婚を決断するようです。
また、中には一度の不倫ではなく、「最初は我慢したけれど、不倫癖が直らなかったので離婚した」という方もいらっしゃいました。
実際の声
奥さんが不倫をしていてもう一緒にいられないと思ったからです。
(男性)
妻の浮気癖が直らなかったのが一番の理由です。付き合っている時から多くの男性にちょっかいを掛けるタイプだったんですが、結婚してもそれが長期間にわたって続いたために離婚を決意しました。私がいる前で平気で浮気相手と電話やLINEをするようになったのが決め手でした。
(男性)
離婚を決断したきっかけ・理由(3) 愛情が冷めた
「パートナーをもう異性として見られない」「この先一緒に家庭を築いていこうとは思えない」など、パートナーへの愛情が冷めたことから離婚を決断する方も多くいらっしゃいました。
また、自身が不倫していたり、パートナーの他に好きな人ができたことから、パートナーへの愛情が冷めていくケースもあるようです。
実際の声
相手のことを考えることが無くなった。いてもいなくてもどっちでも一緒だと思うようになってしまった。
(男性)
他に好きな人ができてしまい不倫をしていた。だんだんと不倫相手の方に比重が増していったため決断しました。
(男性)
離婚を決断したきっかけ・理由(4) DVやモラハラに耐えられなくなった
離婚を決断した理由が配偶者による暴力にあることも多いようです。また、自分だけならまだ何とか我慢できていても、子どもにまで暴力の手が及んだ時、離婚を決断する方も少なくありません。
自身での決断の他にも、友人や相談機関への相談から、まずはパートナーの元から逃げるよう説得されるケースも見られました。特にDVは命の危険がある場合もありますので、悩んだらまずは誰かに相談することが大切です。
命の危険、身の危険を感じた場合は、すぐに最寄りの警察署の生活安全課に相談し、「DV被害を受けているので助けて欲しい」ということをはっきり伝えましょう。
実際の声
子供に暴力を振るった。本人はうっかりと言っていたが、上の子がパパがよく殴ると話したおかげでわかれる決断ができた。
(女性)
長年にわたる数々のDVです。ずっと我慢してきましたが、ある相談機関に話してから、逃げることを説得されました。
(女性)
離婚を決断したきっかけ・理由(5) 一緒にいるのがつらくなった
パートナーの愛情がもう自分にはないことを感じたり、パートナーといることが居心地悪く感じたりと、パートナーと一緒にいることがつらく感じるようになったときに、離婚を決断する方もいらっしゃいました。
実際の声
離婚するならいつでもすると言われ続けて心が折れた。
(男性)
長年一緒に暮らしていたら価値観のずれや性格の合わないところで徐々に溝が大きくなってお互い居心地が悪くなったことが原因だと思います。
(男性)
離婚を決断したきっかけ・理由(6) 子どものため
子どもへの影響を考えた結果、離婚を決断する方もいらっしゃいます。子どもがいることで離婚を躊躇する方は多くいらっしゃいますが、逆に一緒にいることが子どもに悪い影響を与えると思った時は、離婚決断の理由にもなり得るようです。
実際の声
夫婦関係が完全に崩壊しており、小さな子供にとっても悪い家庭環境だと思いました。離婚して二人が離れることが、家族にとって良い環境をもたらすと思いました。
(男性)
相手が自分と子供に対して愛情がないとわかったから。自分はともかく子供が可哀想だった。
(女性)
離婚を決断したきっかけ・理由(7) 心身の事情から
うつ病やストレスからくる病気などをきっかけに、もう一緒にいられないと判断する方もいらっしゃいました。
実際の声
妻の鬱症状から始まる言葉の暴力。仕事のストレスで6年ほど前から精神的に不安定になり、子育てや家事も次第に疎かになった。家族なので最大限サポートしてきたが、鬱になってからは非常に攻撃的にぬり、家族にも両方の両親にも迷惑をかけるようになり決断に至りました。
(男性)
相手のモラハラにより、心身の調子が悪くなってしまったため。相手の姿が視界に入ると体が強ばったり、LINEがくると意志とは無関係に涙が出るようになったりしました。長い間1人で悩み、離婚を切り出してからは話し合いがうまくいかず、結局親に介入してもらって離婚しました。
(女性)
離婚を決断したきっかけ・理由(8) 相手を信用できなくなった
繰り返される嘘や隠し事から、パートナーを信用できなくなり、離婚を決断する方もいらっしゃいました。
実際の声
とにかく嘘つき。私にも会社でも。社会的信用度が全くない。
(女性)
信用、信頼、尊敬出来なくなって一緒に生活するのが精神的に無理だった。ただ、自分がまさか離婚する事になるとは全く思ってなかったので世間体が心配だった。経済面で不安だったがダメになったら実家に戻れるし、と思って踏ん切りました。無理だと思ったものは無理で我慢する事は無いと言い聞かせました。
(女性)
実際のアンケートで多かった回答は上記のものですが、それ以外にも下記のような決断理由が考えられます。
離婚を決断したきっかけ・理由(9) セックスレスだった
セックスレスを理由に離婚を決断する人もいます。
性交渉は夫婦にとって重要なコミュニケーションと考える人もいれば、子供を作るために行う行為でそれ以外の時にする必要はないと考える人もいるでしょう。子供を出産して、夫を性的対象に見れなくなったという方もいます。
このような考え方の違いや変化からセックスレスになることがあると理解しておき、自分の考えが変わったタイミングで相手に相談をしてみる等し、一緒に対処法を考えていくと良いかもしれません。
離婚を決断したきっかけ・理由(10) 不妊治療が辛かった
不妊治療をしてもなかなか子供を授かれなかったり、不妊治療の過程で決められた日に配偶者と性行為を行うのを苦痛に感じてしまったりし、離婚を決断する人もいるでしょう。
不妊治療をしていて心身ともに辛くなってしまう前に、例えば不妊治療をする期間を事前に決めておいたり、辛いと感じたら素直に伝えるようにし、話し合いを行うように決めておくと良いかもしれません。
離婚を決断したきっかけ・理由(11) 立場的・経済的なハラスメントがあった
専業主婦の妻に向かって、「働いていないのに生意気を言うな」と言ったり、「俺が働いているんだからお前は働くな」といったような制限を行ったりする立場的・経済的なハラスメントがあると、それも離婚を決断する理由になります。
例え相手が家計を支えているのが事実だったとしても、このようなハラスメントや制限を受けることを我慢する必要は全くありません。
また反対に、妻が夫に向かって「男なのにどうしてこんなに稼ぎが少ないの?」等と言うのもハラスメントに当たります。
「そういうことは言わないで」と相手に伝えても改善されないようであれば、離れるということも一つの選択肢かもしれません。
離婚を決断したきっかけ・理由(12) 浮気を疑われ続けた
相手を魅力的に感じるあまり、他の人に取られないか過剰に心配してしまい、相手の浮気を疑ってしまうことがあると思います。
しかし、浮気をしていないのにも関わらず浮気を疑われるのは、不愉快に感じることもあるでしょう。
このようなことが重なると、相手は「夫婦なのに信頼がないんだな」と感じ、愛情が冷めてしまうかもしれません。
離婚を決断したきっかけ・理由(13) 家事や育児を手伝ってくれない
家事や育児を手伝ってくれず、ワンオペとなってしまうことも離婚の決断理由として挙げられるでしょう。
仕事をしていなくても一人で家事や育児をこなすことはとても困難で大変なことです。
「仕事で疲れているから」という理由で相手が家事や育児を手伝ってくれず、ストレスが蓄積されていったら、「こんなにストレスになるなら離婚したほうがマシ」と思ってしまうのも仕方のないことかもしれません。
離婚を決断して後悔している人が後悔している理由は?
多くの人が悩んで決断する離婚ですが、その後離婚を後悔する方もいらっしゃるようです。
では、どういったことで離婚を後悔することが多いのでしょうか?
次にアンケートにて、「離婚を後悔したことがある」と回答した15名を対象に、どのようなことで後悔したのかを伺いました。
離婚を後悔している理由(1) 子どもに寂しい思いをさせた
夫婦間に子どもがいる方では、離婚したことで子どもに寂しい思いをさせてしまったと感じたときに、離婚を後悔してしまうようです。
夫婦仲が悪くても、子どもにとってはどちらも大切な親です。最終的に離婚することになってしまったとしても、親権のない親にも定期的に面会交流を設定するなど、子どものためにできるだけのことはしてあげたいですね。
実際の声
子供がパパいつ帰ってくるの?と聞いてきたとき、暴力を、振るう人でも子供にとっては父親なのだと思ったとき。
(女性)
子供の年齢が上がるにつれて父親のことを聞いてきたり、保育園のお友達の父親を見てどう思っているか考えた時、「もっと私が頑張れば良かったかもしれない」と思ってしまうことがある。
(女性)
離婚を後悔している理由(2) もう少し慎重に考えればよかった
勢いで離婚してしまったり、夫婦であまり話し合う機会がないまま離婚してしまった方の中には、もう少し慎重に考えればよかったとの声があげられました。
離婚前は一人で悩んでしまい、「もう離婚するしかない」と思い込んでしまいがちですが、できることなら相手ともじっくり話し合う時間を設けた方が、より後悔のない決断ができそうです。
実際の声
今となってはもう少し我慢できたのかなとは思ったりもします。やはり肩書きにバツがつくと恥ずかしく思います。
(女性)
妻と話し合いをあまりせずに離婚を決めたので、もう少しお互い話し合いの場を持てばよかったなと後悔しています。
(男性)
離婚を後悔している理由(3) 子どもと離れてしまった
離婚後、子どもと離れて暮らすようになり、寂しさを感じて離婚を後悔する方もいらっしゃいました。
実際の声
私は経済的に自立できていなかったので、子供とは別居をしたので、子供と離れたのが辛くて最初は本当に苦しくて。その時は後悔しました。今は私の心の支えになってくれているので大丈夫です。
(女性)
会いたいときに子供に会えない時。
(男性)
離婚を後悔している理由(4) 経済状況が厳しくなった
結婚してから専業主婦になった方の中には、離婚を経て財産分与をしたとしても、路頭に迷うまでいかなくとも、ひとりで生活を維持することが難しくなって、離婚を後悔する方もいます。
生活水準を上げるのは簡単ですが、一度上がった生活水準を下げることには、大きな苦痛や屈辱が伴うでしょう。
実際の声
共働きであれば合計収入に余裕がありましたが、1人になった上に養育費の支払いが生活を圧迫していきました。生活が苦しいことで、もう少し話し合って、離婚を回避すべきだったと後悔しました。
(男性)
離婚を迷う人が決断する前にしておくべきこと
離婚に迷う方は、離婚を決断するその前に、後悔しないための対策をする必要があります。
離婚したい理由が本当に解決できないのか考えてみる
離婚を迷っているなら、離婚したい理由が本当に解決できないのかを考えてみるのが重要です。
というのも、普段、漠然と感じている不満を紙に書き出してみると、それほどでもないことだったり、何か対策を講じることができるものだったりするからです。
まずは、そもそもなぜ離婚をしたいのか、その理由を紙に書き出してみましょう。
書き出したら、その理由が本当にどの角度から見ても解決不可能かどうかを考えてみましょう。
もし、紙に書き出してみても解決しない問題であった場合は、離婚以外に取れる手段がないかを考えましょう。
たとえば、一緒に暮らさなければ問題が生じないのなら、別居と言う方法もあるでしょう。
一度別居することでお互い冷静に考えることができ、一人になることでお互いの必要性を感じることもあるかもしれません。
もし別居をしても「離婚したい」という気持ちが消えない場合は、改めて離婚話を進めましょう。
その際は弁護士に代理交渉を依頼できるケースもあります。実際、カケコム在籍の弁護士の中には、「別居しても離婚に応じてくれない相手に弁護士が代理交渉し、無事離婚に同意してもらうことができた」という事例を持つ弁護士もいます。
困ったら、弁護士をお頼りください。
相手と話し合う余地がないか試してみる
相手に嫌な部分がある場合は、直接相手に伝えて、改善できないか試してみるのも一つの手段です。
いくら夫婦といっても、思っているだけでは相手に伝わりません。
話し合いは気力が必要ですが、最後のコミュニケーションだと思って少し頑張ってみてはいかがでしょうか。
もし相手から離婚を切り出されているなら、どんなところを改善してほしかったのかを聞いてみて、答えを聞けたらしばらくの間その部分を改善できるよう頑張ってみるのも良いかもしれません。
離婚したらどうなるのか知っておく
離婚を決断した後に後悔しないためにも、離婚後に何が待っているのかを知っていれば、後悔することを防げるばかりでなく、心と環境の準備ができるはずです。
例えば、専業主婦の女性が離婚する場合は、離婚後に自分が生活できるだけのお金を稼げるようしっかりとした生活設計をしておく必要があります。
すぐに離婚する必要がないのであれば、離婚前に仕事を見つけるなどした方が安心です。
離婚することによって何が変わるのかについては、離婚について最低限知っておくべき基礎知識!も参考にしてみてください。
また、離婚の相談を弁護士にするのも有効です。離婚・男女問題を扱っている弁護士は、数多くのケースを経験しています。
離婚前からどのような準備をしておくべきかなど、相談してみると良いでしょう。
より有利な条件で離婚したいなら弁護士がおすすめ
離婚に迷う段階を乗り越えて、離婚を決断した場合、お金や住み家について後悔しないためにも、弁護士に相談することをおすすめします。
というのも、弁護士は豊富な法律知識と多くの相談を解決してきた経験があるため、より有利な条件で離婚できるノウハウを持っているからです。
また、初めて離婚する夫婦が話し合いのみで決定した離婚条件には、抜け漏れがある可能性が高いです。
例えば、養育費の月額は決めたものの、子供が何歳になるまで支払うのかを明確にしていないなどのケースです。
養育費をもらう側は、「当然成人になるまで支払ってくれるはず」と思っていたとしても、養育費を支払う側は「子供が小学校を卒業するまで支払えばいい」と思っていて、その認識の相違から、後々支払い期間に関するトラブルが発生することも考えられます。
このような抜け漏れやトラブルは、弁護士にサポートしてもらうことで防げます。
もちろん、法的な手続きについてのサポートや代理対応も行ってくれるので安心です。
実際に、カケコム在籍弁護士の中には、「離婚協議が難航していた夫婦の間に入り、妻側の代理交渉を行い、結果的に親権と数百万円の財産分与や養育費の合意に成功した」事例を持つ弁護士もいます。
離婚を自分に有利に進め、新たな人生のスタートを迷うことなく気持ちよく始めるためにも、まずは弁護士に相談してみましょう。
離婚を決断したら何をすべき?
もし離婚を決断したら、下記でご紹介する離婚準備を始めましょう。離婚してから困ることがないよう、しっかり確認しておくことをおすすめします。
離婚準備を始める
離婚を決断したら、離婚後の生活費用を計算し、貯蓄したり、離婚後の住居を確保したり等、やるべきことがたくさんあります。
離婚後に必要となるお金を計算しておく
できれば離婚する前に、離婚後に必要となるお金を計算し、貯蓄しておくのがベターです。
現在仕事をしているのかや専業主婦なのか、貯金の有無によって、これから貯蓄しなければいけない額や、仕事を探さなければいけないかどうかが大きく変わってきます。
下記の記事をご一読いただき、どの程度の費用が必要なのか確認したあと、現在の貯蓄や収入と照らし合わせ、不足している分を把握し、できれば離婚するまでに準備しておきましょう。
子供がいる場合は親権や養育費を決めておく
未成年の子供がいる場合、離婚する際に必ず親権者を決めておかなければなりません。
また、あなたが親権を獲得したなら、経済状況に合わせて、相手にどの程度の養育費を請求するのかも決める必要があります。
もし、親権争いが発生してしまったり、養育費の相場が分からなかったり、相手が養育費の支払いに同意してくれない場合は、一度弁護士に相談されるのがおすすめです。
弁護士に相談することで解決の糸口が見える可能性がありますし、依頼に至った場合は、あなたに代わって相手と交渉を行ってくれたり、適切なアドバイスやサポートを行ってくれます。
カケコムであれば、初回相談を無料で受け付けている弁護士も登録していますので、少しでもお悩みの際はお気軽にご連絡ください。
離婚を迷っている方はこちらの記事も参考にしてください!
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まとめ
離婚に迷う方は、きっと離婚を迷うだけの理由があるでしょう。配偶者への不満、環境への不満、義実家への不満…。離婚に迷うということは、そのような不満もあるけれど、思いとどまる理由もあるということです。
あなたが離婚に迷う時、離婚したい理由と、離婚を思いとどまる理由を整理してみましょう。
どうしても離婚に迷う時には、思考回路がネガティブになりがちです。時には友人や親に相談してみて、第三者の意見をきいてみるのもよいでしょう。
そして、後悔のない離婚をするためには、自分だけで迷うのではなく、弁護士に相談するという手もあることを忘れないでください。
離婚話を第三者に話すのには勇気がいると思いますが、弁護士に話すことで心が軽くなることもあるでしょうし、弁護士はあなたの話をしっかり聞いた上で、その気持ちを第一に考え、法的な観点から客観的にアドバイスをしてくれます。