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手をつなぐのは浮気や不倫になる?浮気・不倫だと思う5つの行動と対処法を弁護士が解説

手をつないだだけで浮気と呼べるのか?これは永遠のテーマかもしれません。どこからが浮気でどこまではセーフなのか…。ここでは手をつなぐという些細な行為がどう浮気に結び付くのかを考えてみました。

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手をつなぐのは浮気と言えるのか?

どこからが浮気になるのかどうかは人によって違いますし、男女によっても考え方が違う部分です。自分では許せる範囲の行動であっても、相手は許せないと思っていたり、実に奥が深いのが浮気の境界線です。

そのため、例えばパートナーが手をつないでいるのを発見してあなたがそれを浮気と判断するのであれば、それは浮気といえるのではないでしょうか。

手をつないだだけで不倫や不貞行為になるのか?

夫婦の場合に配偶者が他の異性と手をつないでいるのを発見した場合に、それが不貞行為につながるのかについてですが、「手をつないだだけ」では、裁判で不貞行為があったと認められるのは難しいと言えます。

というのも、裁判上で認められる不貞行為とは、肉体関係のある性行為あるいは性交類似行為のことを指すため、手をつないだだけでは肉体関係があったとはいえず、離婚請求や慰謝料請求が認められることは難しいのです。

手をつなぐのは浮気?!手をつなぐという行動の心理は?

 

では手をつなぐという行為は、どのような心理状態のときに行うのでしょうか。考えられる心理をご紹介します。

手をつなぐ行動の心理(1)純粋に友達だから

純粋に友達同士だから手をつなぐ、という行動を起こす人もいます。そういう人は友達に同性も異性も関係なく、人として平等に接している為そのような行動がとれるものと思われます。

もしもこの手のタイプの恋人やパートナーを持った際には、理解してあげることも重要であるといえるでしょう。

手をつなぐ行動の心理(2)正直下心がある

ほとんどの場合は下心があるからつなぐということが多いのではないでしょうか。

つまり、まだそこまで深い仲ではないけれど、相手のことを好いており、これからもっと親密な関係を築きたいと思っているから手をつなぐと言うことです。

浮気予備軍として要注意な心理状態と言えます。

手をつなぐ行動の心理(3)相手の反応を見るため

相手の反応を見たいという心理で、あえて手をつないでくる人がいることも考えられます。

例えばこの後の展開をどうするか迷っているとき、面と向かって言葉にして断られると傷つくので、手をつないで相手の反応を見る、ということです。

また、寂しくてどんな人でも良いから手をつないでしまうタイプもいます。どちらにしても寂しさを埋めるための相手になるかどうかの確認の行為と言えるでしょう。
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手をつなぐは浮気だと思う?これは浮気だと思う5つの行動

手をつなぐ行為は浮気と言うには曖昧すぎますが、みなさんがよく浮気だと思う可能性のある行動5つをあげてみました。

これは浮気だと思う可能性のある行動(1) 頬にキスする

相手が外国の人であれば挨拶で頬に唇を近付けることはあります。しかし日本人はあまり行いませんよね。

友達同士で手をつなぐのは百歩譲って分かるとしても、友達の頬にキスをする状況はそうそうありません。

よっぽどの好意がない限り、このような行為はしないのが一般的です。つまり、頬にキスするという行為がある場合には、大多数の人が浮気だと思う可能性が高いのではないでしょうか?

これは浮気だと思う可能性のある行動(2) 口にキスする

これを浮気だと言わない人はいないのではないかというくらい、浮気確定なのが口にキスをする行動です。

口にキスをするという行動は、相手に好意がないと行わない行為ですし、受ける側も好意がなければ避けることが多いでしょう

相手も避けないということは、お互いに好意を持っているか、何か拒否できない理由があるということです。おそらく前者のケースが多いでしょう。

また、好意などない体の関係だけであってもキスは行われます。体の関係だけでも浮気ですから、こちらの場合も浮気になると考えている人が多いでしょう。

これは浮気だと思う可能性のある行動(3) 抱きしめる

抱きしめるという行動も、外国の人であれば挨拶で行うことではありますが、日本の習慣にはあまりありません。

また、自分が人を抱きしめたいと思ったとき、どういう思いを持っているか考えてみると分かりやすいでしょう。

相手に優しくしたい、相手を癒したい、相手に愛情を示したい、などで抱きしめる人が多いのではないでしょうか?

抱きしめるという行動は立派な愛情表現ですので、パートナー以外に行った場合は浮気となると捉えられることも多いでしょう。

これは浮気だと思う可能性のある行動(4) 2人きりでご飯にいく

友達同士でもご飯を食べに行く機会はあります。しかし何故異性の友達で2人きりでご飯にいかなければならないのかを考えてみましょう

大人数だと特定の人だけど会話をするのは難しく、仲を深めるのは難しいです。親密な関係になりたいのなら、2人きりで会話をする必要があります。

2人きりで異性が食事に行けば浮気として見られてもしょうがないのは、こういう理由からではないでしょうか。

これは浮気だと思う可能性のある行動(5) 手をつなぐ

これは浮気予備軍と思える行動でもあります。

もっと仲良くなりたい、親密になりたいから手をつなぐという感じです。まだ何とか本格的な浮気に持ち込む前になんとかできそうな状態とも言えます。
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実は手をつなぐ方が体のつながりより精神的ダメージがある?

女性から見ると、体のつながりを持たれるよりも、手をつながれたほうが精神的ダメージを受けることがあります。

その理由は以下の3つです。

  • 心のつながりを感じるから
  • 性的魅力以外の部分を感じているから
  • 関係性が長く続くのではないかという恐怖感があるから

それぞれ詳しく見ていきましょう。

心のつながりを感じる

体のつながりではなく、心のつながりを感じてしまうからです。

手をつなぐという行為は、これから親密になりたいという心の現れとも言えます。

つまり手をつないでいるということは、真剣な気持ちで相手を見ているという証拠にもなってしまうのです。

なので女性としては、手をつながれると精神的なダメージを受けてしまうことがあります。

性的魅力以外の部分を感じている

手をつなぐということは、性的魅力以外の部分で満たされようとしているので、精神的ショックを感じてしまいます。

体だけの関係であれば、一夜の過ちで浮気をしてしまったということが考えられますが、手をつなぐということは、体以外の部分にも意識を向けていると考えられるでしょう。

手をつなぐだけで満足できる関係になるということは、会話のテンポが合う、一緒にいて落ち着く、ちょっとした仕草にドキッとするなど、女性に対して何かしらの魅力を感じているはずです。

性的欲求ではない部分に惹かれていると思うと、軽い気持ちの浮気よりダメージは大きいでしょう。

関係性が長く続くのではという恐怖感

関係性が長く続くのではないかという恐怖感から、手をつなぐことにショックを受けるケースです。

体の関係であれば間違いなく浮気なので、すぐにやめさせることもできますよね。男性側も、一度関係性を持つと冷めてしまうという人も少なくありません。

ところが手をつなぐという行為は浮気とは断言できないので、関係性がズルズルと続いてしまいます。

微妙な距離感で男女関係が続いていると考えると、ショックは大きいですよね。

そのような恐怖感から、手をつなぐことを浮気だと考えてしまうのです。

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手をつなぐ=浮気?!浮気だと思った時の対処法

 

浮気だと思える行動を見てしまった…。この場合こちらにできることは何でしょうか。

浮気だと思った時の対処法(1)許せるか、許せないか、考えましょう

いくらここからが浮気!という境をつけたとしても、結局はあなたが許せるか許せないかにかかってきます

世の中が浮気じゃないよと言っている行動であっても、あなたが浮気だと思い許せないのならばそれでかまわないのです。逆に世の中が浮気だと言っても、あなたが許せるのであれば許してもかまわないのです。

あなたの基準で、パートナーの行動を許せるか許せないかで考えてみましょう。許せる場合は原因と対処法をあなたなりに考えてまとめてみましょう。許せない場合は残念ですが、合わなかったと思って別れの道を選択するのがお互いのためになるでしょう。

浮気だと思った時の対処法(2)事実を聞いてみましょう

こちらが浮気だと思っていても、相手は浮気だと思ってなかったパターンも存在します。いくつか怪しい行動が見られた場合は、思い切って事実をきいてみるのも一手です。その場合は、怒ったり取り乱したりするのではなく、あくまで冷静に問うのがベストです。

もしかしたらすんなり浮気と認めるかもしれませんし、浮気のつもりはなかったときけるかもしれません。一人でモヤモヤしてつらい場合は直接聞いてみると良いでしょう

浮気だと思った時の対処法(3) 友人に相談してみる

浮気の悩みは信頼の置ける友人に相談して見るのもあなたにとって良いでしょう。あまり人には言えない悩みだからこそ、話すことができた時にスーっと胸の淀みが取れていくような感覚になるのではないでしょうか。

浮気だと思った時の対処法(4)浮気を調べてみる

浮気だと思ったら、まずは白黒はっきりさせることが肝心です。案外悩みのタネは浮気してるかわからないから、ということなのかもしれません。

自分で浮気調査をする方法にはいくつかありますが、とっつきやすいのは、

  • 相手のお金の動きを見る
  • コートのポケットをチェックする
  • 限度を超えない範囲で携帯・スマホをチェックする

といったところでしょうか。

自分で行う浮気調査はバレる危険性が高いですし、バレなかったとしても、盗聴や盗撮をしてしまい、知らずしらずの内に法に触れる行為をしてしまっている可能性があります。

もしバレてしまったら二人の関係が最悪になるばかりでなく、警戒心からその後の調査が困難になってしまいます。

そのため、もし本気で浮気調査を考えており、確実な証拠を手に入れたいのであれば探偵事務所に調査を依頼することも検討してみてもいいかもしれません。

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「他の異性と手をつないでいたから」という理由で離婚や慰謝料請求はできる?

前述した通り、「手をつないでいたから」といった理由だけでは裁判上で不貞行為は認められず、離婚請求や慰謝料請求が認められることも難しいといえます。

しかし、「肉体関係があった」と証明できるような証拠がある場合には、不貞行為が認められ、離婚や慰謝料請求が認められる可能性があります。

また、裁判ではなく協議や調停で相手が不倫していたことを認め、離婚や慰謝料の支払いに合意した場合には、「配偶者以外の異性と手をつないでいた」という事実だけでも離婚請求や慰謝料請求が可能です。

いずれにしても、「法的に有効な証拠をどのくらい集められるか」「相手にどう上手く交渉できるのか」が重要となってきますので、一度弁護士に相談をしてみて、代理交渉等を依頼するかどうか検討してみることがおすすめです。

相談のみであれば無料で受け付けている弁護士もいますし、弁護士に相談すれば弁護士費用の分割払いや後払いが可能な場合もあります。

少しでも満足のいく結果を得られるようにするためにも、ぜひ検討してみてください。

まとめ

どこからが浮気か、というのは非常に難しい問題です。肉体関係がなければ浮気じゃない、という人もいますし、逆に2人きりで会話しただけで浮気という人だっています。ですので手をつないだら浮気なのか?という問題に答えを見つけるのは難しいことです。

それよりも大事なのはお互いの考えをすり合わせることです。

これをしたから浮気だ!と責め立てるのではなく、「自分はこういう気持ちになったよ、あなたはどういう思いでしたの?」と話し合ってみるのが一番ではないでしょうか。

もし夫婦間で解決できない問題等がある場合等には、一度弁護士を頼ってみましょう。

あなたの力強い味方になってくれるはずです。

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