新婚なのに浮気?結婚直後に浮気する理由5選と浮気の予防・対処法を弁護士が解説
新婚と浮気。この世で一番縁遠い言葉のように感じますが、実はそうでもありません。新婚だろうと熟年夫婦だろうと常に浮気は背中合わせなのです。今回はそんな新婚さんに知ってもらいたい、新婚夫婦が浮気してしまう理由とその対処法についてお話しします。
「パートナーが不倫している気がする」
「パートナーの不倫が発覚したので、慰謝料を請求して離婚したい」
という人は、弁護士へ相談することで下記のようなことを実現できる可能性があります。
弁護士に相談・依頼するメリット
・パートナーや浮気相手に対する慰謝料請求に関するアドバイスをしてくれる
・浮気はもうしないという旨の誓約書の作成に関するアドバイスをしてくれる
・夫婦関係修復のための円満調停(夫婦関係調整調停)の手続きを依頼できる
・離婚する場合、手続方法や準備すべきことについてアドバイスをしてくれる
・離婚の際の協議や調停がスムーズに進む
不倫をされている場合、離婚請求や慰謝料請求が通るかどうかは、有効な証拠があるかどうかに左右される部分が大きいです。
証拠によっては、高額の慰謝料を得られる可能性もあります。そのため、できるだけ早めに弁護士へ相談し、証拠を集めたり作ったりし、慰謝料請求を行うことが重要です。
下記のボタンから、お早めにご相談ください。
新婚の浮気率はどのくらい?
浮気のことなんて誰だって考えたくもないでしょう。新婚さんならなおさらです。
好きな人とやっと夫婦になれた瞬間は誰だって嬉しいですよね。新しい姓、新しい環境、新しい生活、新しい家族。
幸せな家庭を築く事で胸いっぱいになっている瞬間です。
新婚期では、浮気とは一番遠い位置にいると思いがちですが実はそうでもないんです・・・
ダイヤモンド社のアンケートによると、「浮気・不倫はいつしましたか?」という問いかけに対して、結婚前からと回答した人が28.6%、結婚1年以内と回答した人・結婚後2年以内と回答した人が32.1%、結婚後、3年以内と回答した人は7.1%でした(アンケートの回答数は28人)。
回答数は28人とそこまで多くありませんが、結婚から1年以内に浮気をしている人が半分以上というデータが出てしまったのです。さらに2年以内と回答した人も32.1%なので、その結果も含めるとおよそ9割に上ります。
新婚だから浮気の心配はしなくても大丈夫…なんて思っていると泣きをみるかもしれません。
そんなときのために新婚の夫婦が浮気をしてしまう理由と、浮気させないための対策を今のうちに知っておきましょう!
新婚なのに浮気してしまう理由5選
何故新婚なのに浮気をしてしまうの?理由を見ていきましょう。
新婚でも浮気してしまう理由(1) ひと段落したことの安堵から
結婚をするということは紙切れ1枚の提出で済みますが、相手の親や親戚関係への挨拶回り、結婚式の準備などで意外と疲れるものです。
一通りのお祝いも挨拶も住んで、夫婦2人きり、やっと落ち着いたころに、癒やしや刺激を求めて浮気してしまう可能性があります。
新婚でも浮気してしまう理由(2) 結婚生活の慣れなさから
同棲をしていたカップルであっても、結婚という責任を負う事でまた違った感覚になります。
慣れない生活は知らないうちにストレスが溜まるものです。
ストレス発散で仕事の後の飲み屋さんで…なんてことも珍しくありません。
新婚でも浮気してしまう理由(3) 結婚相手を好きではなかったから?
結婚は必ずしも好き同士が行う行為ではありません。
中には事情があって結婚した人もいるでしょう。
そういう人の場合は、結婚をしても自分の気持ちは何一つ独身の頃から変わっていませんから、好き同士で結婚したカップルよりも浮気をする可能性が高いといえるかもしれません。
また、結婚前から気になっていた人との関係が切れていなくて、結婚後もずるずる付き合いを続けてしまっているというパターンも考えられるでしょう。
新婚でも浮気してしまう理由(4) 結婚してから過度な束縛が始まったから
結婚して、幸せな結婚生活が始まると思いきや、「どこにも行ってほしくない」という相手の強い思いから過度な束縛が始まったことで、束縛から逃れたいがために新婚早々浮気に走ってしまう可能性も考えられます。
「誰にも取られたくない」という気持ちも分かりますが、束縛は行き過ぎると相手にストレスを与え、「自分は信用されない存在なんだ」と思い、あなたから気持ちが離れてしまうかもしれません。
せっかく結婚したのだから、相手のことをしっかりと信用してあげることも大切でしょう。
新婚でも浮気してしまう理由(5) あまりにも理想と現実が違ったから
結婚の理想と現実の違いから、新婚なのに浮気してしまうこともあるでしょう。
独身生活というものは、非常に自由で怠けることもできて気持ちの良いものです。お金の心配についても、自分の生活費だけ心配していれば良いでしょう。
しかし、それが結婚すれば一転、家族の為に働き、休日も自分だけの時間を確保するのが難しくなってしまうこともあります。加えて、共同生活で自由のなさを感じてしまうこともあるでしょう。
これにギャップを感じて結婚を後悔してしまう人も少なくありません。現実逃避のように他の女性に逃げてしまうこともあるかもしれません。新婚だからこそ浮気を予防するためにできること
せっかくの新婚なのに浮気発覚なんて悲しすぎます。先手を打って浮気防止です!
新婚夫婦の浮気を防ぐために(1) あまり新婚だからといって気負いすぎない
新しい生活に張り切る人は多いと思いますが、最初に頑張りすぎるとその頑張りが基準となってしまいます。
後々自分の首を絞めないためにも、あえてゆるい生活を提案してみましょう。ただしゆるすぎも禁物です。
大事なのは、相手と自分の許容範囲についてしっかりと話し合い、理解し合うことです。
新婚夫婦の浮気を防ぐために(2) 浮気を疑いすぎないこと
人間だれだってしてないことを疑われるのは気分の悪いものです。そこから亀裂が入る場合だってあります。
不安な気持ちも分かりますが、あまり浮気を疑わないようにしましょう。結婚したんだからと余裕を持つようにしてみましょう。
相手を信じることも大切です。
新婚夫婦の浮気を防ぐために(3) 普段から夫婦喧嘩をしない
完璧に仲良しな夫婦なんて存在しません。でも喧嘩ばかりでは家庭に帰るのが嫌になってしまうものです。
喧嘩をするということは相手の嫌なところに気が付いたり、許せないことがあるときです。
ある程度許し、許される関係が仲良し夫婦の秘訣です。喧嘩ではなく、冷静な話し合いをしてみましょう。
新婚夫婦の浮気を防ぐために(4) 一人の時間も大切にしてあげよう
常に一緒にいたり、家庭の為に生きるのは知らず知らずのうちにストレスが溜まっていくものです。
お互いに自由な時間を作ってみることで息抜きの時間ができて、すっきりします。
わざと一人になることで相手の大切さなどを再確認することもできて一石二鳥でもあります。
新婚の夫婦が浮気を疑ったらどう確認すれば良い?
気を付けていたつもりだけどもしかしたら浮気しているかも…。そんな心配があるときは、下記を実践してみてください。
思い込みの可能性もあるのでちゃんと調べましょう
逸る気持ちも分かりますが、思い込みで勝手な浮気を疑われたのじゃ相手もたまったものではありません。
もしかして?と思っても、まずは自分の中で根拠を立ててみましょう。
冷静に考えてみることが大切です。
仮に浮気されていたとして、今日明日どうこうなるものでもありません。本人にいきなり問う前に、準備をしましょう。
自分でできる浮気調査
自分でできることには限りがあります。しかしある程度確信が持てる程度までは調べ上げることはできるでしょう。
例えば相手の行動を見てみましょう。帰りが遅いのであればその理由を調べてみましょう。事細かく相手の動きをメモにしましょう。
数日後そう言えば~と問うてみて、曖昧な答えが返って来れば怪しいです。
また相手が肌身離さず携帯を持っているのも怪しいです。お風呂、トイレにまで持って行っている場合は限りなく黒です。
他にも相手が妙に派手なものを好むようになった、喜怒哀楽が激しくなった、などこういう点も日記やメモを取ることをお勧めします。
新婚なのに相手が確実に浮気していることが分かったら
相手の浮気を調査した結果、確実に浮気していることが分かった場合は、下記のような様々な手段を取ることが可能です。浮気が発覚して混乱していると思いますが、「あなたがどうしたいのか」をよく考えた上で、どの手段を取るか検討されるのが良いと思います。
話し合いの余地があるなら話し合う
もしまだ相手の浮気理由等によっては結婚生活を継続しても良いと考えているのなら、一度しっかりと話し合ってみることがおすすめです。
もし話し合いを行う場合には、相手に流されてしまって後悔する選択をしてしまわないように、事前に「どんな答えが返ってきたら許す・許さない」を決めておくと良いかもしれません。
また、夫婦間だけで話し合うのではなく、夫婦カウンセラーを含めて、第三者の意見をもらいながら話し合うのも一つの手です。
夫婦カウンセリングについては下記の記事で詳しく解説していますので、興味のある方はぜひご一読ください。
誓約書を書かせて結婚生活を継続する
「今後浮気をしない」という約束をすることで今回の浮気は水に流し、結婚生活を継続していく決断をするのも一つの手です。
そうなった場合、浮気の誓約書を念の為交わしておくのが良いでしょう。
浮気の誓約書を交わしておくことで、相手に「浮気をしたらこのくらいの慰謝料を支払わなければならなくなるんだ」という自覚を持ってもらうことができ、浮気の強い抑止力になります。
ただし、公序良俗に反すること等は誓約書に記載しても無効となるため、法的に有効な誓約書を確実に作りたい場合は弁護士へ一度相談するのが良いでしょう。
また、浮気の誓約書の作成方法やテンプレートについては、下記の記事で紹介しています。テンプレートは無料でダウンロード可能ですので、ぜひご活用ください。
>>【関連記事】浮気・不倫の誓約書の効力・作成方法・テンプレについて弁護士が解説
別居する
「離婚したいけれど、本当に離婚しても後悔しないのか不安」といった気持ちがある場合には、短期間の別居を行ってみるのも一つの手段です。
短期間別居をすることで、相手にこちらが本当に離婚を検討しているという本気度を見せることもできますし、離婚後の生活を疑似体験することができ、「自分ひとりでも生活していけそうか」を現実的に確認することもできます。
こちらの本気度を示すことで相手が本気で反省をしてくれて、夫婦関係を改善する努力を積極的に行ってくれたり、別居生活を送ることであなたの必要性を強く感じ、態度を改めてくれるかもしれません。
しかし、別居期間が何年も続き、その間一度も連絡を取っていないとなると、裁判上では夫婦関係が破綻していると判断され、裁判で認められる離婚理由ができあがってしまいます。
そのため、「離婚を必ずしたい」という気持ち以外で別居をするなら、予め期間を決めておくようにしましょう。
新婚でも離婚することは一つの有効な手段
「結婚したばかりなのに、相手が浮気したからという理由だけで離婚しても良いものか…」「周りからどう思われるのだろうか」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、どうしても浮気が許せない場合は、離婚も視野にいれた方が良いと考えます。
新婚なのにもう離婚!?なんて頭の痛くなるような話ではありますが、結婚生活が短い分、切り替えも早くできるという利点もあります。
新婚でも熟年夫婦でも、「婚姻関係の継続が難しいな」と思ったのなら無理をせずに周りに相談してみましょう。溜め込むのは心に悪いです。
別居をするか離婚をするか悩んでいるなら
別居と離婚を悩んでいるのなら、実際に離婚や別居をした方々の体験談を参考にしてみてください。下記の記事で具体的に解説しています。
新婚の浮気で離婚を検討しているなら弁護士への相談もおすすめ
新婚の浮気で離婚をしようか悩んでいる場合や、離婚を決意した場合は、一度弁護士へ相談することがおすすめです。
弁護士へ相談することで、離婚後に後悔しないように、実際に離婚をした場合のメリットやデメリットを詳細に教えてくれたり、離婚後に必要となる生活費等についてもアドバイスをもらえたりします。
また、離婚を決意した場合には、弁護士に依頼することで相手との交渉を弁護士が代理で行ってくれ、有利な結果を得やすくなる可能性もあります。
どんな些細な疑問にも弁護士は答えてくれますので、「こんなことで相談しても良いのか」と思うようなことでも、ぜひ一度相談されてみてください。相談だけで解決できることもあります。
ご相談は下記から行うことが可能です。経済的に不安がある方は、初回相談を無料で受け付けている弁護士等に相談するのが良いでしょう。
新婚で浮気されてもやってはいけないこと
新婚で浮気をされると、腹立たしくて相手に仕返しをしたくなる気持ちはわかります。
ところが、自分の行動によって自分の首を絞めてしまうことがあるので注意しましょう。場合によっては相手が悪いのに、離婚時の条件が不利になる可能性があります。
こちらでは、新婚で浮気されてもやってはいけないことを紹介するので、ぜひ頭に入れておいてください。
暴力などを振るう
相手に暴力などを振るってはいけません。DVと扱われ、こちらの過失となってしまう可能性があります。
場合によっては暴行罪や傷害罪として訴えられるケースもあるので、いくら腹立たしくても暴力は振るわないようにしましょう。
もちろん、言葉の暴力もNGです。精神的苦痛を与えたと取られると、相手に同情が集まってしまいます。
グッとこらえて、冷静に話を進めるようにしてください。
SNSに書き込む
浮気の事実をSNSに書き込むこともやめましょう。
例え内容が真実であっても、SNSという不特定多数が見れる場で暴露をしてしまうと、名誉毀損やプライバシー権侵害として刑事あるいは民事で訴えられる可能性があります。
「SNSは仲間内でやっているから大丈夫」と考えている方もいるかもしれませんが、近年はSNSにアップロードしたものがキッカケで大炎上を起こすことも珍しくないので、やめておいた方が無難です。
話をする人は、直接会える近しい人や電話ができる相手だけに留めておきましょう。
浮気し返す
浮気し返すこともNGです。
仕返しをしたということで気持ちは晴れるかもしれませんが、浮気をし返したあなたにも責任が問われてしまいます。
さらにひどいときには有責配偶者(離婚の原因を作った人)という扱いになり、原則としてこちらから離婚を申し出ることができなくなるかもしれません。
そうなると慰謝料の請求もできず、ただただ損をしてしまう結果になってしまいます。
離婚が成立するまではとにかく我慢して、最大限慰謝料を取れるように努めましょう。
新婚の浮気についてはこちらの記事もおすすめです
>>【関連記事】成田離婚って何?新婚旅行直後の離婚理由7選!
まとめ
いかがでしたでしょうか。今の日本では浮気は珍しいものでもなんでもありません。新婚でも例外なく浮気はついて回るものと思ってください。
ですがお互いの心がけ一つで防げるものです。あなたの新婚生活が幸せなものでありますように。
離婚をするか悩んでいる場合や、離婚を決意した場合には、ぜひ一度弁護士へご相談ください。離婚問題に強い弁護士に相談することで、本当に離婚をして後悔しないのかを改めて法的な部分から確認することができたり、実際に離婚するといった場合には、弁護士へ依頼することで有利な結果を獲得できる可能性があります。
弁護士は、あなたの強い味方です。ぜひお気軽にご利用ください。