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弱者救済を目指して弁護士に。司法試験(予備試験/法科大学院)受験予備校講師も務め教育にも注力/山本悠揮弁護士(桜月法律事務所)

弱きを助け強気をくじく弁護士になりたいという想いから、2010年に弁護士になった山本先生。弁護士業務だけでなく、司法試験の論文式試験で全国1位合格を果たした経験も生かして、司法試験(予備試験/法科大学院)受験予備校で講師も務めているそうです。

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弁護士を目指した理由とこれまでについて

これまでの経歴について教えてください。

京都市出身で、洛星高校と京都大学法学部を卒業しました。2010年に弁護士になり、京都市内の法律事務所に所属した後、2013年に独立して「桜月法律事務所」を開設しました。

当初弁護士は私一人でしたが、2015年に野々垣吉曜弁護士をパートナーとして迎え、現在は弁護士2名体制です。また、2022年度には京都弁護士会副会長も務めました。

教育にも非常に興味があり、司法試験(予備試験/法科大学院)受験予備校「伊藤塾」の講師を長年務め、大学や法科大学院に関する活動にも積極的に取り組んでいます。

弁護士になろうと思ったきっかけを教えてください。

幼い頃から漠然とした憧れはあったのですが、弁護士になろうと決めたのは大学一回生の冬です。「プロジェクトX」というテレビ番組で、弱者救済に取り組む中坊公平弁護士が取り上げられていて、自分も弱きを助け強気をくじく弁護士になりたいと思ったんです。それで大学二回生から伊藤塾に通い、本格的に勉強を始めました。

合格するまで大変でしたか?

中学と高校はサッカーに明け暮れていて、成績は下から3分の1くらいの位置でした。それでも割と要領がよいほうだったので短期間で集中して勉強して、試験はなんとかなっていました。ですから司法試験も、少し甘く見ていた部分がありましたね…。

ただ早い段階で合格ギリギリのところまでいけたので、それほど焦りはありませんでした。大学時代から合格するまで飲食店でずっとアルバイトもしていましたし、割とのんびり過ごしていたので親から心配されたこともありました。結果的に論文式試験で全国1位で合格でき、受験生活から解放されてホッとしたことを覚えています。

どのような弁護士になりたいと思っていましたか?

実は元々弁護士を目指していたのですが、司法試験合格後に色々考えて、裁判官を3年ほどやってから司法試験受験予備校で講師をやろうと思っていたんです。大学時代は塾講師のアルバイトをしていましたし、昔から教育がすごく好きなんですよ。

教育が好きになるきっかけがあったのですか?

高校時代に塾で数学を教えてもらった先生の影響が大きいです。当時数学が嫌いだったんですが、その先生のおかげで面白いと思えて、成績も伸びたんです。

勉強が好きじゃない、面白くない、試験に合格するために仕方なくやるもの、という方も多いと思います。私もそう思っていた時期はありますが、学問は本来面白いものだと思います。その面白さを知ってもらえる喜びがあるので、教育が好きですね。

最終的に、裁判官ではなく弁護士を選んだ理由はどういったところでしょうか?

司法試験合格後に尊敬する裁判官と話したとき、「3年で身につくほど裁判官の世界は甘くないから、弁護士になって最初から教育もやればよいんじゃないか」と言われたことが大きいです。

現在の業務について

現在注力している分野を教えてください。

特定の分野に注力しているわけではなく、いわゆるマチ弁として個人・法人から幅広く相談・依頼を受けています。

また、弁護士になって2年目から現在まで、司法試験(予備試験/法科大学院)受験予備校「伊藤塾」で講師もしています。私が指導した生徒もたくさん合格して、今では全国各地に後輩ができました。

弁護士として、どういったことを大切にされていますか?

依頼者の満足を目指すこと、そしてトラブルの落ち着きどころといいますか、客観的に見て公正な解決を目指すことを大切にしています。

当然、法的に主張すべきことは主張しますし、支払ってもらうべきものは支払ってもらいます。ただ過剰な要求をしたり、過剰に相手を攻撃するようなことは、たとえそれが違法ではないとしてもよくありません。

公正な解決も考えているのは、どういった想いからでしょうか?

たしかに依頼者としては、過剰な要求でもそれが通ったり、過剰に攻撃すれば一時的にはスッキリするかもしれません。ただそれが原因で新たなトラブルになったり、相手との関係が破壊されてしまうこともあるんです。

もちろん弁護士は依頼者の利益を第一に考えますが、かといって依頼者の言いなりになったり、依頼者さえ満足すればそれでよいというものではありません。法律は社会が正常に回るためのルールですから、あくまでも公正といえる範囲内で依頼者の利益を第一に考えるようにしています。

また、ある程度バッファ(ゆとり)を確保しておくことも大切にしています。目一杯仕事を詰め込むと、一つ一つの案件に十分時間をかけたり、フットワーク軽く動けなくなりますので。

先生の強みや事務所の特徴を教えてください

幅広い分野を取り扱っているので、「他の事務所はできないこの分野に対応できます」というものはありません。ただ裏を返すと、ほとんどの分野に対応できることが強みです。

また弁護士として14年の経験があり、その間多くの案件を解決してきましたので、案件の見通し、適切な解決方法の提案などは強みかなと思います。できないことはできないと伝え、じゃあどういう解決方法があるか自信をもって提案できるのも、やはり経験は大きいですね。

私自身が元々穏やかな性格なので、相談者・依頼者からは話しやすいと言っていただくことも多いです。スタッフも含めた事務所全体の雰囲気がよいと言っていただくことも多いですね。相談室もカフェをイメージして作りましたし、安心してお越しいただけると思います。

先生が取り組んでいるIT化について教えてください。

IT化は必要だと思っていて、独立以来そのままだったホームページも一新しました。事務所内のテキストでの連絡にはMicrosoftのTeamsを使っています。クライアントとのやりとりは比較的LINEが多いです。

今後の目標など

今後の目標などをお聞かせください。

弁護士業も教育も、将来やりたいと思っていたことは実現できていると感じています。ですから、今後も依頼者のお役に立つこと、学問の面白さを伝えること、スタッフが心地よく仕事できる環境づくりを続けていきたいです。その過程で取り組みたいと思うものが出てくればそちらにシフトすることもありえますし、柔軟に考えていきたいなと思います。

相談を考えている方へ一言お願いします。

なにか悩みがあったとき、一人で抱え込まないことが大事だと思います。悩んでいることが法律問題なのかどうかということは考えず、とにかく一度相談してみるとよいと思います。相談を迷っている間に手遅れになる場合もありますし、思い切って相談したことで解決に向かうことも多いです。話をすることで状況や気持ちの整理もできますので、ぜひお気軽にご相談ください。

弁護士情報

弁護士名:山本 悠揮
所属弁護士会:京都弁護士会
事務所名:桜月法律事務所
事務所HP:https://sakuraduki.com/
事務所住所:京都府京都市中京区西ノ京職司町26-15 新近江ビル4階

経歴:
京都市生まれ
2000年 洛星高校卒業
2004年 京都大学法学部卒業
2008年 旧司法試験に合格。
2009年 最高裁判所司法研修所入所(司法修習期・旧63期)
2010年 弁護士登録
2013年 桜月法律事務所を開設

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