問題の解決に最適なアドバイスを~心に寄り添う弁護士(森下 範凰 弁護士 / 九段法律事務所)
幼少期に母親が法的な問題に直面した経験から、人を助けたいという思いを持ち、弁護士を志した森下 範凰 弁護士。同様に依頼者の家族も法学の道を選んで弁護士を目指すなど、彼の影響力は大きい。家庭裁判所の調停委員としての経験を生かし、依頼者に寄り添ったサポートを提供している森下弁護士に、弁護士としてのキャリアや大切にしていることをお伺いした。
弁護士を志したきっかけ
弁護士を志したきっかけは、幼少期に遡ります。私の家庭は、法的な問題に直面したことがあり、その際に母が弁護士や裁判所に助けられた経験があります。その出来事が私の心に深く刻まれ、自分も将来、人々を助ける存在になりたいと思うようになりました。
特に小学生の頃、母から「自分たちに道を開いてくれた弁護士のように、あなたも誰かを助ける仕事をしてほしい」という言葉を聞いたことが、強く心に残っています。その経験から、弁護士という職業に興味を持ち始めたのがきっかけです。
弁護士としてのキャリア
弁護士としてのキャリアの始まりは、大学進学からでした。高校時代から司法試験を意識し、進学先を選びました。慶應義塾大学に進学し、法律を専門に学びました。大学卒業後、司法試験に合格し、2000年に弁護士登録をしました。
初めは永田町にある法律事務所に所属し、そこで3年間経験を積んだ後、現在の九段法律事務所に移りました。弁護士としてのキャリアは間もなく25年目の節目を迎えます。
モットー・注力している分野
現在、特に注力している分野は、家事問題、特に離婚や相続に関する案件です。これらの分野は、個々の事情や感情が複雑に絡み合うため、非常にデリケートな対応が求められます。
法的問題に直面して悩み苦しむ母親の姿が私の心の片隅にあるため、依頼者の気持ちに寄り添いながら最適な解決策を見つけることをモットーにしています。また、家庭裁判所の調停委員を務めており、その知識と経験を生かして、依頼者にとって最善の結果を導くことに努めています。
家事問題に注力している理由
家事問題に注力する理由は、私自身の経験と信念に基づいています。家庭の問題は、法律だけでなく感情的な側面も大きく影響します。そのため、単に法的な解決を図るだけでなく、依頼者が新しい生活を前向きにスタートできるようサポートすることが重要だと考えています。
特に離婚や相続は人生の大きな転機となるため、その過程で依頼者が安心して進められるよう、心のケアにも重点を置いています。依頼者の良きライフパートナーになれることが私の理想です。
思い出に残っている事案
思い出に残っている事案の一つに、DV被害を受けた女性の家事事件があります。依頼者には高校を卒業する娘さんがおり、私は母親を助ける立場としてこの事件に関わりました。娘さんは私の姿を見て、将来お母さんを助けたいという強い思いから、法学部に進学し弁護士を目指すことを決意しました。
彼女の姿勢に非常に感銘を受け、この案件を通じて法の力で人々の未来を守ることの重要性を再認識し、さらに多くの人々を支援したいという気持ちが強まりました。
今後の取り組みと、記事を読んでいる方へひとこと
今後は、さらに多様な依頼者のニーズに応えるため、専門分野の拡充とサービスの質向上に努めていきたいと考えています。法律の問題は誰にでも起こりうるものです。何か困ったことがあれば、一人で悩まず、ぜひ専門家に相談してください。私たちは、皆様の安心と未来を支えるために全力でサポートいたします。
弁護士情報
弁護士名:森下 範凰(もりした のりお)
所属弁護士会:第一東京弁護士会
事務所名:九段法律事務所
事務所住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿2-1-7 井門新宿御苑ビル2階
略歴:
出身校 慶應義塾大学法学部法律学科卒業(十八人会 26期)
主な役職:
・第一東京弁護士会 犯罪被害者に関する委員会委員
・同 仲裁センター運営委員会委員
・東京家庭裁判所 家事調停委員
・第二東京弁護士会 スポーツ法政策研究会員
・公益財団法人日弁連交通事故相談センター東京支部 元相談員
・ジュニアスポーツ法律アドバイザー
・日本プロ野球選手会公認選手代理人
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