借金をする女性の理由TOP7と特徴5選とは?スムーズな返済のコツも弁護士が解説
借金をする女性の理由としては、生活費の補填や娯楽・交際費、ショッピング、収入の減少等が挙げられます(お金の情報メディア「ウィズマネー」の調査による)。また、借金をする女性の特徴としては、高額な商品が好き等が挙げられます。女性が借金を作ってしまった場合、どのように返済していくのがスムーズなのでしょうか?借金をする女性の理由や特徴、返済のコツ、借金地獄の対処法を弁護士が解説します。
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女性が借金をする理由は?TOP7とその対処法を紹介
女性が借金をする理由は、一体どんなものなのでしょうか?お金の情報メディア「ウィズマネー」が「ファイナンシャル・プランナー伊藤亮太氏監修のもと、カードローンでお金を借りたことがある20代~50代の女性400人を対象に、カードローンの利用に関するアンケートを実施し、カードローンの利用目的や借入金額などを調査」した結果を元に、女性が借金をする理由TOP7を紹介していきます。
カードローンの利用目的・理由 |
人数 |
生活費の補填 |
259人(64.8%) |
娯楽・交際費 |
74人(18.5%) |
ショッピング |
69人(17.3%) |
収入の減少 |
58人(14.5%) |
他社カードローンやクレジットカードへの支払い |
56人(14.0%) |
子供の教育費用(学校や塾、習い事) |
41人(10.3%) |
引越し費用 |
37人(9.3%) |
※カードローンを借りた理由で当てはまるものをすべて選択
※参照:上記グラフ・表ともにWith Money「カードローンの借入経験がある女性400人に聞いた!カードローンでお金を借りた理由は?」(表に関しては第7位までを抜粋)
女性が借金をする理由1位 生活費の補填
調査によると、女性が借金をする理由の第1位は生活費の補填でした。
これは全体の解答の実に65%近くを占めていた理由で、結婚している人・していない人の両方の女性の借金理由第1位です。
専業主婦であったが離婚をし、仕事を新しく見つけて一人暮らしを始めたものの、婚姻時のように自分ひとりでは生活費が賄えず、借金をすることになってしまったり、コロナ禍の減収や解雇によって家賃や光熱費等の支払い等に一杯一杯になってしまい、食費等の生活費を借金でしか賄えなくなってしまった等の理由が考えられます。
生活費の補填で借金を悪化させないためには?
生活費の補填で借金を悪化させないためには、現在の生活状況を長引かせないことに限ります。
例えば何らかの理由で生活費が支払えなくなり、その最も大きな原因が家賃の高さであった場合には、借金をせずに生活できるレベルの家賃の家へ引っ越しをすることが良いでしょうし、外食が多かったり、自炊をしていても材料費が高く、食費自体に大きな金額がかかっている場合は、外食を極力控えたり、できるだけ安い材料で作れる料理のみ作るようにする等の工夫をすると良いかもしれません。
女性が借金をする理由2位 娯楽・交際費
女性が借金をする理由の第2位は、娯楽・交際費です。
例えば、日常のストレスの発散でパチンコや競馬等のギャンブルに手を出し、それが借金につながってしまったり、友人や知人が多く、休みの日はいつもどこかに出かけていたり、比較的高額な場所で外食をするような生活を送っている場合等の状況が想定できるでしょう。
娯楽・交際費で借金を悪化させないためには?
まずは、毎月かかる固定費を算出してみて、自身が娯楽費や交際費として使える妥当な額を確認してみましょう。
その額と現在使っている額にどの程度の差があるのかを知り、その差分を使わないようにするには週に何回友人や知人と会うように調整するのが良いかや、会う回数を減らしたくないのなら、1回の交際費をいくらまでにするのか等を考えてみましょう。
また、もしギャンブル等にハマってしまい、依存症になってしまっている場合には、適切なクリニックを受診する等の対処を検討してみるのが良いかもしれません。
パチンコ依存で専業主婦が借金を作ってしまった場合の対処法については、下記の記事で詳しく解説していますので、お悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
女性が借金をする理由3位 ショッピング
女性が借金をする理由の第3位は、ショッピングです。日頃のストレスから衝動買いをしてしまったという経験がある方も多いかもしれませんが、それが日常的になってしまうと自身の貯蓄や給与で支払えるキャパシティを超えてしまい、借金につながってしまうこともあります。
特にクレジットカードを利用している人は、分割払いやリボ払いが簡単にできてしまうため、身の丈に合わない高額な買い物も簡単にできてしまいます。それも借金を作りやすい要因の一つかもしれません。
また、実は「買い物依存症」という言葉もあり、ひだまりこころクリニックのHPでは、下記のような状況に該当する人は買い物依存症の可能性があると記載されています。
- 借金をしてでも買い物を止められない
- カードの限度額が来ていても買い物をすることが止められない
- 購入してもすぐに使えるものではないのに沢山買ってしまう
- 買っても中身を開けることなく溜まっていく
- 自分が〇〇だったら欲しいもの、将来▲▲になったとしたら必要なもの、といった現実面とはかけ離れた購入が多い
- 買い物という行為が頭の中を一杯に占めていて拭い去りにくい
出典:ひだまりこころクリニック「「買い物依存症」と「衝動買い」の違いとは?」
ショッピングでの借金を悪化させないためには?
ひだまりこころクリニックのHPによると、買い物依存症や衝動買いの背景には、うつ病等の病気が隠れている可能性もあるようです。
そのため、少しでも「最近衝動買いが止められず困っている」といった状況があったり、「買い物依存症の特徴に当てはまるかも」と思う場合は、一度メンタルクリニック等で診断を受けてみるのが良いかもしれません。
女性が借金をする理由4位 収入の減少
女性が借金をする理由の第4位は、収入の減少です。
現在であれば、コロナ禍であることから収入が減少していること等の理由が予想されます。
収入の現状での借金を悪化させないためには?
収入の減少が原因で借金を作ってしまった場合、減少した状態の収入で借金を作らずに生活できる水準まで生活水準を下げるか、ダブルワークをしたり、今までの生活水準を保てるような会社への転職等を検討してみるのが良いでしょう。
女性が借金をする理由5位 他社カードローンやクレジットカードへの支払い
女性が借金をする理由の第5位は、他社のカードローンやクレジットカードへの支払いです。
本当は他社カードローンやクレジットカードへの支払いが間に合わない場合には、もうすでに自身の支払い能力に限界が来ているとも言えるため、その支払いのためのさらに借金をすることはあまり良いことではありません。
多重債務・自転車操業になってしまい、いつまでも借金返済の苦しみが続いてしまうことになります。
他社カードローンやクレジットカードへの支払いでの借金を悪化させないためには?
前述した通り、他社カードローンやクレジットカードへの支払いを借金で賄っているような場合には、自身の支払い能力を超えてしまっている状況です。
そのため、それ以上の借金はやめ、自己破産や任意整理といった債務整理を行い、借金を全額免除してもらったり、借金を減額し、数年で分割返済する等の手段を取った方が良いと思われます。
債務整理については本記事の後ほどの項目「返済できない可能性のある借金を抱えた女性の対処法は?」でご紹介しますが、まずは弁護士へ相談されることがおすすめです。
女性が借金をする理由6位 子供の教育費用(学校や塾、習い事)
女性が借金をする理由の第6位は、子供の教育費用です。
これはカードローン借入時に結婚していた女性が借金をした理由として2番目に多いものとなっています。
子供の教育費用が女性の借金になっている場合として想定されるのは、離婚してシングルマザーになったけれど子供に投資をし続けたい等の状況でしょう。
子供の教育費用(学校や塾、習い事)での借金を悪化させないためには?
子供の教育費用での借金を悪化させないためには、習い事が複数あるのであれば借金をせずに通い続けさせることのできるもののみに絞ったり、シングルマザーである場合には、助成金等をうまく使うと良いかもしれません。
シングルマザーが利用できる助成金については、下記の記事で具体的にまとめています。子供の人数や母親の収入によって支給額や免除額が変わることもありますので、その点もあわせてよく確認しておくと良いでしょう。
また、学び直し支援や就業支援も行っているようです。
>>【関連記事】母子家庭向け手当について|シングルマザー必見!
女性が借金をする理由7位 引越し費用
女性が借金をする理由の第7位は、引越し費用です。
引越し費用は、単身なのか家族での引っ越しなのかによって大きく変わってきますが、単身で同一都道府県内で引っ越しをする場合でも5万ほどする場合もありますし、4人家族であれば15万ほどになることもあります。
さらに、引越し先の家の初期費用のことを考えると、家賃がどの程度かや敷金礼金の有無にもよりますが、家賃が管理費を含めて10万円程度、敷金・礼金・不動産の仲介手数料がそれぞれ1ヶ月分かかるとしたら、大体50万円程度の初期費用となります。
そのため、女性が単身で引越しをする場合や、シングルマザーの女性が子供を連れて引越しをする場合は、かなり負担が大きく、借金になってしまわざるを得ないとも言えるでしょう。
引越し費用での借金を悪化させないためには?
引越し費用での借金は、第6位までの女性の借金理由とは少し異なり、一時的なものといえます。
そのため、引越し費用で借金をしてしまったとしても、次の引越しまでに借り入れをすることもないと思いますので、借金をした段階で「大体何月までには返済できるだろう」等と目算を立てることができると思います。
このような理由があるため、引越し費用での借金についてはそれほど大きな心配はいらないでしょう。
借金をする女性の特徴5選
それでは、次に借金を作りやすい女性の特徴についてご紹介します。ご自身が当てはまっていないかどうか、チェックしてみてください。
借金をする女性の特徴(1) ハイブランド等の高額な商品が好き
借金をする女性の特徴として、ハイブランド等の高額な商品が好きであることが挙げられます。
高額な商品が好きだけれどその商品を一括で購入できる財力はなく、しかし我慢できずに借金をして購入してしまう状況等が想定できます。
この借金が一度で済み、返済が終わるまで借金を重ねなければ問題はないのかもしれませんが、「借金をすれば好きなものが好きなときに買える」と思ってしまい、借金を重ねてしまうと、いつの間にかとても返済しきれない金額になってしまっていることもあります。
また、一度の購入でも額に対して返済できる月々の金額が少なく、利息返済地獄に陥ってしまうことも考えられます。
借金をする女性の特徴(2) クレジットカードでの支払いに慣れてから利用明細を確認しなくなった
借金をする女性の特徴として、クレジットカードでの支払いに慣れてから利用明細を確認しなくなるという点も挙げられます。
基本的にカード払いを利用しており、最初は自身が支払える金額を超えてしまわないようにこまめに明細を確認していたのに、カード利用に慣れてしまって「大体明細確認しなくてもこの程度なら支払えるでしょう」と感覚でカードを利用してしまい、支払い直前に見てみると支払える金額を大きく超えていて、借金をしてしまうかもしれません。
借金をする女性の特徴(3) リボ払い等を軽率に利用してしまう
借金をする女性の特徴として、リボ払い等を軽率に利用してしまうというものも考えられます。
リボ払いは、基本的に年率が他の支払い方法よりも高いことが多く、月々の支払いが低額から、利息のみの返済でも可能なため、しっかりと利用する前に返済計画を立てておかないと簡単に借金ができてしまい、場合によっては永遠に返済が続いてしまうことが考えられます。
リボ払いを警戒すべき理由やリボ払いの仕組みについてより具体的に知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
借金をする女性の特徴(4) 返済できなくなったら他の業者から借金すれば良いと思っている
借金をする女性の特徴4つ目は、返済できなくなったら他の貸金業者から借金をして、それで返済の見込みが立たない貸金業者からの借金を返済をすれば良いと考えている女性です。
すでにある借金が新たな借金を作らないと返済できなくなっているということは、すでに危険な状態にあります。自転車操業をしてもどんどん借金が膨らんでいってしまうだけで、根本的な解決にはまったくなりません。
そのため、「返済できなくなったら他の業者から借金すれば良いや」という考えは捨てましょう。
借金をする女性の特徴(5) 貢ぎ癖がある
借金をする女性の特徴5つ目としては、貢ぎ癖があることが挙げられます。
他人にお金を使うことが快感であったり、好きな人を応援するために借金をしてでもお金を使いたい!という女性は、借金を作り続けてしまう可能性が高いです。
できるだけスムーズに女性が借金を返済するコツとは?
借金があるとやはり将来に不安を抱えてしまう女性も多いのではないのでしょうか?
そんな不安をできるだけ解消するためにも、スムーズに借金を返済する方法やコツを知っておくと気が楽になるでしょう。
スムーズに借金を返済する方法やコツについては下記の記事で具体的に解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
>>【関連記事】借金返済の方法は?返済期間の短縮方法と返済時の注意点を弁護士が解説
>>【関連記事】借金の返し方のコツは?弁護士への相談のメリットは?
それでもスムーズな借金返済方法が見えないなら弁護士への相談が有効
上記の記事でも具体的な借金返済方法はご紹介していますが、借金の返済一つとっても、やはりその女性一人ひとりの借金状況に合った最適な借金返済方法があります。
そのため、ご自身にできるだけ最適な借金返済方法を知りたい場合は、一度弁護士へ相談してみることをおすすめします。
「お金がないから弁護士に相談できない」と考えてらっしゃる方は、借金の相談なら何度でも無料で受け付けている弁護士もいますので、そのような特徴を持った弁護士へ相談されるのが良いでしょう。相談料無料の弁護士については、カケコムの弁護士検索より簡単に検索できますので、ぜひ一度ご利用ください。
また、「無料相談でなくて良い」「相談料を支払って相談した方が納得感がある」等という方は、弁護士の平均的な法律相談料は30分5,500円〜11,000円(税込)になりますので、ご自身がお支払いできる範囲で相談を受け付けていて、ご自身に合いそうな弁護士を探してみてください。
もちろん、相談をした後に必ず弁護士に案件を依頼しなければならないわけではありません。依頼が必要であり、納得がいく場合のみ、依頼する形でOKなのです。
依頼後の弁護士費用については相談時に弁護士が明示してくれますので、費用面に関する不安はそこで解消できるでしょう。
返済できない可能性のある借金を抱えた女性の対処法は?
それでは、返済できない可能性のある借金を抱えてしまった場合、その女性はどう対処していけば良いのでしょうか?
ここでは、対処法を5つご紹介します。
リボ払いの場合は債務整理なしでも返済計画が立つか等確認する
リボ払いでなかなか借金を完済できない場合、リボ払いの月々の返済金額がどの程度になっているのか(利息のみの返済になってしまっていないか)や、元本+利息の返済を月々行うことが可能なのかを確認しましょう。
もし利息のみの返済になってしまっていて、現在の経済状況で月々の返済を元本+利息に変更できるのであれば、そのように変更するのが良いでしょう。
元本の返済が難しい場合や、利息+元本を返済できる場合でも借金の総額を鑑みて返済期間があまりにも長引くようであれば、債務整理が必要となるかもしれません。
債務整理については後ほどの項目で具体的に解説しますが、リボ地獄から脱出する方法については下記の記事で弁護士が解説していますので、参考にしてみてください。
金利の低いカードローンへ借り換える
返済できない可能性のある借金を抱えていて、それが例えばリボ払いのような金利が比較的高いとされる借金の場合、現在よりも金利が低いカードローンへ借り換え、利息を減らすことで返済が可能になるのであれば、現在より金利の低いカードローンを探し、借り換えを実行することがおすすめです。
借り換えについては下記の記事で具体的に解説していますので、ぜひご検討の際にはご一読ください。
闇金から借金をしている場合は返済しなくてOK
闇金から借金をしている女性は、その借金に限って返済をする必要がありません。というのも、闇金は法外に高額な金利で貸付を行っており、それは法律違反となるため、お金を借りても返済する必要がないのです。
ただ、闇金からの借金を返済しないとなると、闇金から違法な取り立てがくるパターンがほとんどだと思います。無視をしても法律上は問題がないとはいえ、特に女性であれば精神的にきてしまうことも多いかと思います。
しかし、そのような場合には弁護士に依頼をし、弁護士に受任通知を闇金に送ることで取り立てを止めることができますので、弁護士への相談をできるだけ早めに検討してみてください。
また、闇金が行った取り立て行為によっては恐喝罪や暴行罪等に問える場合もあるため、逆に賠償金を請求することができる可能性もあります。
さらに詳しい内容については下記の記事で解説していますので、闇金から借金をしている方はぜひご一読ください。
債務整理を行う
借金が返済できないと判断できる場合や、できるかわからないといった女性は、債務整理を行い、借金を全額免除してもらったり、借金を減額し、数年をかけて分割返済していく方法も考えられます。
債務整理には、自己破産・任意整理・個人再生・特定調停の4種類があり、それぞれ借金の返済方法やそもそも返済をしなければならないかどうかや、メリット・デメリットが異なります。
また、それぞれの債務整理ができる人・できない人がいますので、債務整理は自分で行うこともできますが、弁護士等の専門家に一度相談をして、ご自身に合った債務整理の方法のアドバイスや、希望している債務整理の方法が取れるかどうかの判断をもらうのが良いでしょう。
それぞれの債務整理の具体的な概要やメリット・デメリットに関しては、下記の記事で弁護士が具体的に解説していますので、債務整理を検討されている方はぜひご一読ください。
>>【関連記事】債務整理の種類4つとそれぞれのメリット・デメリットを弁護士が解説
弁護士からご自身が取れる返済方法のアドバイスをもらう
ここまでご紹介した通り、借金の返済一つでもたくさんの方法があり、さらにその人の状況に応じて取れる対処が変わってきます。
そのため、ネット上で借金の返済方法を探してみても、いまいちどれがご自身にとって最適な返済方法なのかわからず、二の足を踏んでしまうことも多いのではないでしょうか?
そんなときは、一度法の専門家である弁護士へ相談だけでも行ってみるのがおすすめです。
借金問題であれば相談を無料で受け付けている弁護士もいますし、仮に債権者との交渉や裁判所での自己破産の手続き等を代理してもらうために依頼をすることとなったとしても、結果的に弁護士費用よりも借金を減額できた額の方が大きく、得になる場合がほとんどです。
「借金があるから弁護士に相談なんてできない…」ではなく、借金があるからこそ、ぜひ一度相談してみてください。
また、弁護士は第三者ですし守秘義務を負っていて、今まで何度も借金の返済についてや債務整理について関わってきた弁護士もいます。そのため、借金について相談することを不甲斐ないと思ったり、恥じる必要もまったくありません。
弁護士は仕事として、あなたにとって最適なご提案をするまでですので、精神的な負担についても心配せず、「珍しいことではない」と割り切って、あなたの将来をより良いものにするために相談してみましょう。
借金がある女性が返済できないまま放置するとどんなリスクがある?
「もうここまできたら借金の返済を放置してしまおう…」と考えてしまうこともあるかもしれません。
しかし、借金の返済を放置するともっと大きな問題になってしまう可能性があります。
どのようなリスクがあるのか下記にてご説明いたしますので、借金から目をそらしたい気持ちもわかりますが、放置せず、向き合って最善策で対処していきましょう。
ブラックリスト入りする可能性がある
例えばクレジットカードの支払いを3ヶ月滞納している等の状況があると、いわゆるブラックリスト入りしてしまう可能性があります。
ブラックリスト入りとは、個人信用情報に事故情報が登録されることで、事故情報が登録されると5〜10年程度の期間、クレジットカードの利用や新規作成、ETCカードの作成・利用、新たな借入等ができなくなります。
これは大きなデメリットとなりえますので、借金の返済を放置するリスクとして起こりうることを十分に認識しておきましょう。
村木弁護士からのメッセージ
最近では、コロナでの収入への影響を含め、予期せず借金をせざるを得なかったり、借金の返済が苦しくなってしまった人も多いと思います。
また、女性に限りませんが、もともと借金をしやすい人もいると思いますし、満足に外出できないストレスから、お金を使ってストレスを解消するような状態になっている女性もいるのではないでしょうか。
借金は一時的なものであれば問題がありませんが、慢性的に借金がある状態だと、精神的にもつらくなってしまうことが多いです。
そのため、借金が増えてしまった場合には、収入と支出のバランスを見直したり、自分だけでは問題の解決にならないのであれば、話しやすそうな弁護士を探して相談してみてください。
長期的に見れば、精神的にも良い方向に進むきっかけになるはずです。