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離婚して後悔する原因とは?アンケートを元に後悔しない離婚を知りましょう!

離婚して後悔する原因を、アンケート結果から明らかにします。「いま離婚して後悔しないだろうか」というのは、離婚を考えている方にはつきまとう不安です。今回はどれくらいの割合で後悔するのか、後悔する理由で多いもの、後悔しない理由、そのそれぞれを解説し、「どうしたら離婚後に後悔しなくて済むのか」という答えを見つけます。

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離婚して後悔する割合

実際に離婚を後悔する割合はどのくらいなのか?今回カケコムでは27名の離婚経験者にアンケートを実施いたしました。その結果は下記のグラフのとおりです。

グラフから分かるように、実際に後悔する確率は2人に1人以上、という割合でした。ただし、ほとんど完全に五分五分という結果ですし、回答の理由を読み解くと、「離婚を後悔するかどうかは人によりけり」であると言えそうでした。

このあとの段落で離婚を後悔する理由と、していない理由をランキングで見ていきますので、ご自身の不安が後悔する理由になるのか、それをおしてなお離婚するべきかどうか、一緒に考えていきましょう。

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離婚で後悔する理由

まずは後悔した理由を見ていきましょう。今回、「離婚を後悔している」とご回答頂いた内容を大別すると下記のようになりました。
1位は「経済的な苦労」、2位が「子どもへの影響」、そして3位は「突発的すぎた」という内容でした。この3つの理由について詳しく見ていきましょう。

離婚で後悔したこと1位「経済的な苦労」

一番は経済的な苦労でした。もちろん専業主婦の方は当然働き始める必要がありますし、家の中に大人が一人になると収入面で頼ったり、何かあったときに助けてもらえないなど、様々な困難があるようです。下記が回答内容です。

回答1

経済的に余裕がなくなったので、体調が悪い日でも仕事を休めない。

回答2

金銭面で支えてくれる人が居なくなったので、 とても苦労しました。

もちろん離婚を考えた時点で殆どの方が経済的に今より厳しい状況になると想定しているはずですが、それでも離婚を後悔する理由のトップになるというのは一考に値すると言えるでしょう。3人目の方の意見にあるように、離婚を急いでいる方は財産分与についての見積もりが甘くなったりしないよう、注意しましょう。

離婚で後悔したこと2位「子どもへの影響」

お子さんがいらっしゃるご夫婦の場合、離婚が子どもに与える影響について奥さんも旦那さんも不安に思われるかも知れません。具体的に子どもへの影響について後悔されている方の意見は以下のとおりです。

回答1

子供がまだ小さく、理解がなかなか出来ず寂しがりかわいそうな事をしてしまったと少し後悔した。

回答2

妻と顔を合わせないのは嬉しく感じていますが、子供の顔が見えなくなるのが1番辛いです。

離婚は親同士の都合であり、子どもが幼いとある日突然、片方の親が居なくなるわけですので、理解できず、とにかく寂しい思いをする、ということは覚悟したほうが良いかも知れません。「お父さんは?」「お母さんは?」と純粋に聞かれたとき、どのように説明し、どうしたら子どもにできるだけ寂しい思いをさせないで済むか、事前に考えておくべきかもしれません。

離婚で後悔したこと3位「突発的すぎた」

3番目に多かった意見は、もう少し良く考えて離婚すればよかった、という意見でした。

人生において何が正しい選択肢なのか、行動してみないとわからないことが多いと思います。ですが、それにしても拙速だった、急ぎすぎた、と思うこともありますよね。今回は離婚を急ぎすぎたと感じている方の意見を見てみましょう。

回答1

もう少し話し合えばよかった。意地になってしまった面がある。

回答2

子供が生後半年の時に元夫が不倫し、別れたいと言われて離婚しました。慰謝料はもらいましたが、不倫相手の女性と話し合ったりはせず、女性の両親に知らせることもありませんでした。

離婚後、元夫が不倫相手と再婚し、子供に恵まれたらしく、養育費を減額されました。私との子供には一度も会いにも来ないのに、新たに子供をもうけた元夫、さらに子供がいる相手から略奪したのに、働こうという気持ちもなく、自分が育児に専念したいためにこちらの養育費を減額させた女性にとても腹が立ち、こんなことなら、離婚する時に大騒ぎして、相手の女の両親にも知らせて、二人を別れさせてから離婚すればよかったと後悔しました。

離婚にはたくさん決めることがあります。代表的なものを挙げると財産分与、親権、養育費、慰謝料などがあり、そのそれぞれが複雑で労力を使います。ですが、「とにかく離婚をしたい」という気持ちが先行すると、将来を見据えての話し合いがおろそかになってしまうこともあるでしょう。

後悔の理由のいずれにも言えることですが、もし離婚をする場合には「これで将来後悔することはないか」よく考え抜き、必要があれば弁護士に相談すると良いかも知れません。なぜなら、弁護士は数多くの離婚に立ち会ってきた経験と知識があり、状況に合わせて後悔しないようにアドバイスをくれるからです。不安があれば一度相談だけでもしておくべきかと思います。

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離婚を後悔していない理由

次は逆に離婚を後悔していない理由を見ていきます。こちらは下記のように集計されました。

離婚を後悔しない理由としては、「精神的な安定が得られたから」との回答が圧倒的に多くなりました。詳しく見ていきましょう。

離婚を後悔しない理由1位「精神的な安定」

離婚を後悔しない理由の第1位は「精神的に安定したから」という理由でした。回答内容を2つご紹介します。

回答1

結婚していた相手が氷のように冷たく自己中心的な性格(昔あったドラマの「冬彦さん」のような)で、毎日が地獄のように苦しくて自分が「生きている」という感じがまったくありませんでした。離婚してやっと結婚する前の「生きている」という感覚を取り戻すことができ、人間らしく生きられるようになったので、経済的にどんなに苦しくてもあの地獄に戻るよりましです。なので一度も後悔したことはありません。

回答2

離婚前はストレスで子どもにイライラしてしまうこともあったけれど、離婚後はストレスもなくなり子どもと楽しく生活ができているため後悔したことはありません。
金銭的な不安はもちろんありますが、自分が一生懸命働いていけばある程度の生活はできるのでそこまで心配もしていない。
やはり一緒にいるストレスから解放されることは大きいようです。もちろん離婚後に苦労することはあるのかも知れませんが、その苦労も離婚したからこそ得られる、というふうに考えられる方もいるようです。しっかりと離婚後にどのような生活になるのかを計画し、苦労も想定しておけばそれすら前向きに捉えられるのかもしれません。

離婚を後悔しない理由2位「再スタートの喜び」

離婚は再び独身に戻ることであり、新たな出会いや、新たな人生の再スタートでもあります。離婚を後悔していない理由の2位はその喜びにありました。回答内容を見てみましょう。

回答1

直後は後悔したが、離婚したことで活動範囲が広がり、そこで今の出会いがあって幸せになれた。

回答2

性格の不一致のために離婚しました。結婚生活がすでに破綻していたため、離婚に後悔したことはありません。離婚が成立するまでは結婚したことにものすごく後悔していました。また独身生活に戻ることができ、新しく始めたいことがたくさんありました。新たな道を進むのでワクワクすることしかありません。

専業主婦の方であれば新しく働くこともあるでしょう。そうすれば必然的に新しい自己実現への道がひらけますし、場合によってはそこでより良い出会いがあるかもしれません。いま持っているものばかり見ていると失うことが怖くなってしまいますが、離婚で何を得られるのかを考えると前向きになれるようです。

離婚を後悔しない理由3位「相手に非があった」

相手に非がある場合、あんな人と別れてよかった、と思えることもあるでしょう。離婚を後悔しない理由の3番目は「相手に不倫等の非があり清々した」というものでした。回答内容は下記のとおりです。

回答1

妻が不倫をしたので、離婚したことには後悔してません。

回答2

結婚していた頃は、浮気と借金で2年間悩み続けたので、離婚し毎日請求書を見ながら帰らない夫を待つ事もなく心が軽くなりました。

相手に非があり、それによって精神が不安定になっていた日々よりも、ひとりのほうが心も落ち着くかも知れません。いくら相手が悪くて謝ってきたとしても、同じ家庭にいる限り、育児や財産のことなどで協力しなくてはいけないときもあるでしょう。離婚をすればそういった苦労から解放され、清々しい日常を取り戻せた、という方もいらっしゃるようです。

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離婚を後悔しないためには

ここまで離婚を後悔している理由と、後悔していない理由を見てきました。この両方から読み取ることができる「後悔しない離婚」とはどうしたら実現できるのか、見ていきます。

冷静なときに決断する

離婚を後悔する理由に「経済的に苦労した」「突発的すぎた」「離婚を急ぎすぎた」という回答がありました。もしあなたが「きっとなんとかなる」「あとで考えよう、とりあえず離婚したい」と思っていたら要注意です。

とにかく離婚したいという感情的な行動は、経済的な収支のバランスの見積もりを曇らせ、なんとなく安全だと誤認させます。今離婚して本当にあとで困窮しないか、だれか助けてくれる人はいるか、きちんと計画を立て、冷静に決断することを心がけましょう。

気持ちを天秤にかける

離婚を後悔していない理由を見ると、「多少は後悔しているが、それより良いことがある」という回答がいくつかありました。つまり、その方々が離婚を後悔していないのは、離婚によって生まれた苦労よりも、離婚によって得たものを重視しているからです。

よって、もし後悔しない離婚を目指すのであれば、離婚によって得るものと失うものを冷静に天秤にかけてじっくり比較検討した人ほど、後悔しない選択ができるはずです。あなたが得たいことは、たとえ弁護士に聞いても教えてくれません、なぜならあなたの心のなかにしか答えは無いからです。じっくり時間をかけて自分の心を確認してみるとよいでしょう。

弁護士に相談をしておく

もし冷静になれているか、そして離婚の決断における判断材料は揃っているか不安な方は、一度弁護士へ相談してみてください。

ほとんどの方は離婚は初めての経験でしょうから、わからないことだらけなはずです。にもかかわらず、なんとなく大丈夫そうで離婚をして、後で「もっと財産分与をきちんとやるべきだった」「もしかして慰謝料がとれたかも」と後悔しても打つ手がないかもしれません。

経験と知識のある弁護士に客観的にアドバイスを貰い、なるべく離婚後に後悔しないようにしてください。

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離婚して後悔する原因のまとめ

離婚をして全く後悔しない人なんていないでしょう。とはいえ今回見てきたように、もちろん離婚してよかったと思えることがあるのも事実です。その両方を天秤にかけて、後悔しそうな確率が高いのなら、一度、男女問題に強い弁護士に相談して、法的に問題を整理してもらうのも良いでしょう。

完全に後悔する可能性がなくなるわけではありません。ですが、ひとりで取り組むよりも安心して離婚の準備ができるはずです。

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