既婚者とお泊まりする法的リスクは?注意すべき点を解説!
既婚者とお泊まり旅行をすることになって、本当に行ってもいいのか悩んでいませんか?既婚者からホテルに誘われたり、泊まりがけでの旅行に誘われると、嬉しい反面心配になってしまう部分もありますよね。既婚者とお泊まりをするにあたっての注意点をご紹介します。
既婚者とのお泊まりの意味は?注意すべきことはある?
「既婚者の彼とお泊まり旅行することになった!でも…」
楽しみな彼とのお泊まり旅行。
でも、本当に行ってもいいのか悩んでいませんか?
既婚者の相手と真剣に交際したい人でも、真剣に交際するつもりはない人でも、既婚者からホテルに誘われたり、泊まりがけでの旅行に誘われると、嬉しい反面、相手の奥様や子供のことを考えて心配になってしまう部分もありますよね。
既婚者とお泊まりをするにあたっての注意点をご紹介します。
既婚者とのお泊まり!気になる彼の本音は?
既婚者とお泊まりをする場合に、まずは彼がどんな意図で誘ってきたのかを考えてみましょう。
あなたに思い当たるものはありますか?
既婚者とのお泊まり!彼の本音は?(1) 本気で彼女のあなたを愛している
まず、既婚者である彼がお泊りを提案してきたときは、本気で彼女のあなたを愛しているというパターンがあります。
既婚者なのに独身女性のあなたの家に来たがるという場合なども、彼女を愛しているため彼女と一緒にいたいという気持ちの表れであったりするのです。
既婚者とのお泊まり!彼の本音は?(2) どちらも選べないくらい好き
彼は奥様も彼女であるあなたもどちらも選べないくらい好きだという場合もあります。
既婚者とお泊まりをするにしても、真剣に交際したい場合には、彼が奥様も大事にしていると知っていると内心複雑ですよね。
既婚者とのお泊まり!彼の本音は?(3) 単純に旅行を楽しめる相手を探していた
既婚者の彼からお泊まりを提案された場合、彼は単純に旅行を楽しめる相手を探していたという場合もあります。
特に遠方の観光地の場合におこりがちで、部屋が別々に確保されていることもありますし、部屋が一緒でも何もないということもあるのです。
既婚者とのお泊まり!彼の本音は?(4) 都合のいい遊び相手だと思っている
特に真剣な交際を望んでいる人にとって、既婚者の彼とお泊まりをするにあたって心配なのが、彼が自分のことを都合のいい遊び相手だと思っている場合ですよね。
既婚者のくせにやたら家に来たがる場合は、本当に愛されているケースもありますが、一方で都合の良い女だと思われている可能性もあります。
既婚者とのお泊まり!彼の本音は?(5) 一番大切なのは妻?
既婚者とお泊まりする前に考えてみてほしいのが、彼の普段の行動です。
奥様の誕生日や結婚記念日などを欠かさず祝っている場合は、一番大切なのは妻である可能性が高いといえるでしょう。
既婚者とのお泊まり!彼の本音を見抜くポイント7選
既婚者との真剣な交際を望んでいるのであれば、既婚者とお泊まりをする前に、彼があなたのことを本当に愛してくれているのかを確認することが大切です。
あなたの彼の行動はどうですか?
既婚者とのお泊まりで本音を見抜くポイント(1) 誘われたのはいつか
既婚者とお泊まりすることになった場合、誘われたのはいつかを思い出してみましょう。
急だった場合は奥様や他の彼女の都合が悪くなって、代わりに行く人を探していたというだけかもしれません。
仕事の都合もあるかもしれませんが、本気度が低い可能性は頭に入れておきましょう。
既婚者とのお泊まりで本音を見抜くポイント(2) 休日か平日か
既婚者とお泊まりする場合、休日か平日かは重要です。
お泊まりが平日の場合は、奥様に「仕事が終わらなくて会社に泊まった」「終電がなくなったから会社近くのビジネスホテルに泊まった」という言い訳をするためかもしれません。
普段でも、既婚者にホテルに誘われたのが何曜日かを意識してみると良いでしょう。
既婚者とのお泊まりで本音を見抜くポイント(3) 周囲の人にはなんと言っているか
既婚者とお泊まりする前に、彼が周囲の人になんと言っているかを調査しましょう。
あなたと行く旅行のことをひた隠しにしていたり、実家へ帰るなどと嘘をついていませんか?
既婚者とのお泊まりで本音を見抜くポイント(4) なんでも話してくれるか
既婚者とお泊まりするにあたって、普段から彼がなんでも話してくれるかを考えてみましょう。
秘密主義な彼の場合は、あなたの知らないところで奥様にベタ惚れ状態かもしれません。
既婚者とのお泊まりで本音を見抜くポイント(5) わがままを聞いてくれるか
既婚者とお泊まりをする前に、普段からわがままを聞いてくれるかを考えてみましょう。
好きな相手のわがままなら、可愛く感じたり、願いをかなえてあげたいと思うものですよね。
わがままを聞いてくれない相手は、あなたのことをそこまで大切に思っていない可能性もあるのです。
既婚者とのお泊まりで本音を見抜くポイント(6) 奥様との関係はどうか
既婚者とお泊まりをする前に、奥様との関係はどうかをそれとなく確認しましょう。
奥様と十年以上別居していてここしばらく会ってもいないというならまだしも、奥様が妊娠中という場合は欲求の捌け口にされていることも多いです。
既婚者とのお泊まりで本音を見抜くポイント(7) 結婚したいといってくれるか
既婚者とのお泊りの前に、普段から結婚したいといってくれているかを思い出してみましょう。
これは既婚者が家に来たがる場合も同じで、将来にかかわることである以上注意しておきましょう。
もっとも、口が上手いだけの場合もあるので注意が必要です。
既婚者とのお泊まりで覚悟すべきこと
既婚者とのお泊まりはどんなことを覚悟すべきでしょうか?
既婚者とデートしてもキスしかしないから大丈夫…と思っている人も必見です。
既婚者とのお泊まりで覚悟すべきこと(1) 不倫=不法行為です
既婚者とのお泊まりで覚悟すべきこととして、性交渉等をともなう不倫は不法行為(民法709条、710条)にあたるということです。
既婚者からホテルに誘われて応じた場合も同じです。
周囲からの信頼を失うこともあるため、正論としては、既婚者とのお泊まりは避けるべきでしょう。
既婚者とのお泊まりで覚悟すべきこと(2) 相手の家族を傷つけることに
既婚者とのお泊まりは、相手の家族を傷つけることになりかねません。
たとえ何もなくても、男女が同じ宿で泊まるというだけで、性交渉があったと周りは考えるでしょう。
それは同時に相手の奥様や子供を傷つけることにつながるのです。
既婚者とのお泊まりで覚悟すべきこと(3) 慰謝料請求される可能性が大
既婚者とのお泊まりで覚悟すべきこととして、奥様から慰謝料請求される可能性が高いということです。
夫婦には貞操義務があり、それを妨害した相手に対し、奥様は不法行為にあたるとして不倫相手に慰謝料請求をすることができるためです。
ちなみに、既婚者とデートするときにキスをする人もいるでしょうが、口と口でのキスのみなら不法行為にあたる不倫にはなりません。
慰謝料請求されたときは弁護士に相談を!
既婚者とのデートでキスより先に関係を進めてしまったとか、ホテルの同室に宿泊したとか、自宅で一晩過ごしてしまった場合などに、相手の奥様から慰謝料請求をされてしまったときは、まず弁護士に相談をしましょう。
弁護士は、慰謝料請求が本当に認められる状況なのかを確認して、もしも慰謝料請求ができないような例外にあたる場合はそれを武器に奥様と交渉してくれます。
たとえ慰謝料請求が認められる場合でも、金額を減らしたり、分割払いにするなどの交渉をしてくれるのです。
既婚者とお泊まりをして慰謝料請求をされた場合は話が大きくなる前にすぐに弁護士に相談することがおすすめです。
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既婚者とお泊まりする法的リスクは?注意すべき点を解説!のまとめ
既婚の彼とのお泊まりは楽しみでも、その後に奥様から慰謝料請求をされてしまったら楽しかった旅行の思い出も一気に色あせてしまいますよね。
まずは性交渉等をともなう不倫は不貞行為であり、不法行為として慰謝料請求をされる行為なのだということを意識しておきましょう。
そして、既婚者とお泊まりをして慰謝料請求をされた場合は話が大きくなる前にすぐに弁護士に相談することがおすすめです。