W不倫関係を抜け出す5つの方法|既婚者同士の不倫「W不倫」の心理とは?弁護士が解説
W不倫って聞いたことありますか?不倫関係の形にもいろいろありますが、その中でもいささか稀有な例がW不倫です。Wと書くとわかり難いかもしれませんが、つまりダブルで不倫をしているといったものになります。今回はそんなW不倫とはいったい何なのか、どうしてこのような事態になるのかを解説します。
W不倫とは?本気で愛し合っている?
今回は、W不倫関係に至ってしまう理由とW不倫から抜け出す方法をご紹介します!
- W不倫の関係をやめたい人
- W不倫の関係がどんなものか知りたい人
- W不倫関係にならないように気をつけたい人
は必見です!
W不倫関係に至ってしまう理由とは?
このW不倫に至ってはまってしまう原因は諸説あると言われております。
危険極まりないW不倫の関係を続けてしまう理由とははたしてどのようなものなのでしょうか。
W不倫関係に至ってしまう理由(1) 相手も自分の気持ちを分かってくれるから
既婚者がW不倫をする場合には、ほとんど必ず、後ろめたさや罪悪感というものが発生するでしょう。
そしてW不倫がばれた時の社会的な制裁を恐れて、できる限り結婚をしている事実を隠そうとする人だっているでしょう。
しかし、もし相手も独身者ではなく不倫をしている人間だったらどういう気持ちになると思いますか。
自分の気持ちを理解してくれた上で、共犯者として不倫をしてくれると感じるのではないでしょうか。
不倫をしている相手も不倫をしている状態なら、間違いなく同じ葛藤を抱いているのです。
そのため、W不倫の関係は普通の不倫とは異なり、お互いのことが分かりあえる確率が高まると言われているのです。
お互い全く同じ悩みを抱えているので、相談もしやすく、不倫関係を持つ相手としては最高であると評する人もいるかもしれません。
W不倫関係に至ってしまう理由(2) お互いに禁断だという気持ちが芽生える
W不倫をしている方々の意見を集めると、様々なものが出てくるのですが、その中に多く見られるのは、お互いがやってはいけないという背徳感を理解しながら行っているので、燃えやすいと言われているのです。
特に普通では味わえない刺激を求めている人にとって、W不倫は非常に歓迎されるのでしょう。
家庭がうまくいっておらず、心の安寧を求めて不倫している場合もある(というより、不倫をする理由の多くがこの場合かもしれません。)と思いますが、W不倫ならより相手が結婚生活のうまくいっていなさを理解してくれて、付き合いやすいのかもしれません。
W不倫関係に至ってしまう理由(3) 家族があるのがW不倫の利点
W不倫は不倫をしているお互いが家庭を持っています。
そのため、共通の不満点を理解し合えるというものもありますが、それ以外にも、W不倫デートが終わった後に家庭があるので、お互いが孤独で寂しくなるといったことは無いとすら言われております。
帰る場所があるということは良いことと言われておりますが、W不倫の場合はお互いに帰る場所があるので後ろめたさが減るのもプラス作用となるのかもしれません。
W不倫関係を抜け出す5つの方法!
それでは、このW不倫のN関係から抜け出す方法について考えていきます。
W不倫がずるずると続いている方こそご覧ください。
W不倫関係を抜け出す(1) 不倫もW不倫もしてはいけないことだと再度理解する
シンプルな方法ですが、不倫はいけないことだとはっきり理解すればW不倫から抜け出すことができます。
このセリフを告げると、不倫をしている人のほとんどの方々が「そんなことはわかっている」と反論してくると思います。
ならば、そこからさらに突っ込みます。
「W不倫をしていることが発覚している場合、訴えられたら慰謝料はどれくらいかかるのか知っていますか?」と問うてみましょう。
この質問に対して、すんなりと返せる人はほとんどいないのではないでしょうか。
さらに言えば、「離婚裁判に持ち込まれた場合、離婚原因となって問答無用で離婚になることは知っている?」と問いかけてみましょう。
これを自覚させ、リスクを理解させれば、不倫をすること、特にW不倫をすることが怖いことだと本人たちも認識するはずです。不倫は単に「いけないこと」なのではなく、「違法なこと」なのです。
W不倫関係を抜け出す(2) 離婚する覚悟を持つなら続ける、ないならW不倫を止める
W不倫は悪いことであると間違いなく実行者は知っています。
むしろ知っていながらもその背徳感を楽しんでいる人のほうが多いでしょう。しかし、そのW不倫の果てに何があるのでしょうか。
自分も相手も離婚をしての結婚なのでしょうか。
もし、相手の人も離婚をして自分も離婚をする覚悟があり多くの人たちを不幸にしても良いのなら、W不倫を続けるのも本人たちにとっては良いかもしれませんが、そんな覚悟がある人は少ないでしょう。
W不倫をするという覚悟のほどを自分自身と相手に問いかけて、その覚悟が無いのなら、スッパリ別れるのが最善です。
W不倫関係を抜け出す(3) 結婚しているパートナーが不倫をしたらどういう気持ちになるか考える
悪いことをしてはいけない理由を親が子供に説明するときに、よく使われる言葉が「自分がやられたらいやなことは相手にしてはいけない」というものではないでしょうか。
ニュアンスは異なるかも知れませんが、これに似たことがあるセリフを子供の教育に対して使ったことがある人は多いと思います。
これを今のW不倫を続けている立場になって考えましょう。
もし今の結婚生活を続けているパートナーが全く同じ行動をとっているのなら、許せますか。
ここで、許せないと感じた人は止める決心もつきやすくなるはずです。
W不倫関係を抜け出す(4) 思い切って第三者に相談する
W不倫を辞めたいのなら止めてくれる第三者を見つけましょう。
親や兄弟、親友などが思い浮かぶかもしれません。
そのような方々に、「結婚してから数年経つけれど、刺激を求めて不倫をしてしまった」と相談を持ち掛けてください。
おそらく、相談された側は本気で怒ってくる、もしくは呆れられると思います。
しかし、あなたが信頼できる人であれば、必ず力強い協力者になってくれるでしょう。
相談相手には弁護士もおすすめです。
弁護士であれば法的観点からあなたがどのような状態にあるのか分析し、最適なアドバイスをくれますし、守秘義務があるため、第三者にあなたがW不倫していることを知られるリスクもありません。
ぜひ弁護士への相談も検討してみてください。
W不倫関係を抜け出す(5) W不倫を行なってしまう理由を考え、妻または夫に相談する
W不倫をしてしまうことには、正式なパートナーに何かが欠けていて、その欠けている部分を不倫関係を持って埋めているという人も多いのではないかと思います。
それならば、何がパートナーに欠けていて、何を自分が求めているのかを考えましょう。
その正体がわかったら、それをパートナーに相談して、正式な夫婦関係の中で自分の求めていることを満たせるようにしてもらいましょう。
そうすることができれば、わざわざW不倫という不倫関係を持たずに良くなるでしょう。
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まとめ
不倫が悪いことであることは間違いなく実行者は知っています。
これはW不倫であろうがなかろうが同じことです。ただし、「違法なこと」ですので、上記のように相応の報いがあるリスクは必ず生じます。
この不倫関係から抜け出す方法は心を強く持てるかどうかで、おそらくはまっている人は他の人の説得なんかこれっぽっちも興味がないでしょう。そのような方々は、不倫やW不倫をした人がどうなったのかを最も見たことがある人に相談するとよいでしょう。
それは男女のトラブルに強い弁護士です。
不倫やW不倫の関係から抜け出せなくて困っている人は弁護士に相談することをオススメします。