浮気の後遺症|辛い浮気の後遺症で苦しいときの対処法
浮気をされた側が受ける後遺症浮気をされた側が受ける後遺症は、とても大きいものです。 旦那や妻の浮気の後遺症が辛いときには、どうすればいいのでしょうか。浮気の後遺症が辛くて悩んでいるのなら、まずは一度気持ちを入れ替え、今後のことを考えていきましょう。浮気の後遺症から抜け出すためにはどうすればいいのでしょうか。
目次
浮気の後遺症が辛い
浮気をされた後遺症が辛いときには、どう対処すればいいのでしょうか。
妻や旦那の浮気の後遺症を解決するための方法を考え、抜け出すための解決手段を解説します。
また、浮気をされた後遺症が辛くて離婚を考えている場合の対処法についてもご紹介していきます。
浮気の後遺症とは
旦那や妻に浮気をされた後遺症は、とても辛いものです。
多くの人が苦しんでいる浮気の後遺症には、どのようなものが挙げられるのでしょうか。
浮気の後遺症とは(1) 浮気後に現れる心身の症状をいうことが多い
浮気の後遺症の多くは、浮気によるストレスを受けた際の、心身の症状をいうことが多いです。
例えば旦那や妻の浮気後に頭が痛くなったり、腹痛や胃痛、不眠、過食、食欲不振など症状には個人差があります。
浮気の後遺症とは(2) 明確な定義はない
浮気の後遺症には、これといった明確な定義はないのが現状です。
浮気後に現れる心身の症状を指して用いられることはありますが、医学的な用語ではありません。
浮気の後に何らかの症状が現れているのなら、それを浮気の後遺症と呼んでも間違いではないでしょう。
浮気の後遺症とは(3) 症状はさまざま
浮気の後遺症の表れ方や程度には、個人差があり症状はさまざまです。
浮気の後遺症の表れ方については、
- 浮気の内容・程度
- 浮気後の相手の態度
- 本人の価値観
などにより異なるでしょう。
通院するほどの症状である場合も、そうでない場合も、浮気の影響があるのなら後遺症となります。
浮気の後遺症から改善する
浮気の後遺症から改善するためにはどんな方法があるのでしょうか。
辛い日々を乗り切る方法を考えていきましょう。
浮気の後遺症から抜け出すために(1) 専門医を受診する
浮気の後遺症から抜け出すためには、病院を受診することが有効です。
例えば精神的な症状があるのなら心療内科や精神科がおすすめです。
身体的な症状についてはそれぞれの専門医に見てもらうと良いですが、精神的な苦痛から身体症状が現れることも少なくありません。
浮気の後遺症から抜け出すために(2) カウンセリング
浮気の後遺症を改善するため、カウンセリングを受けるのも良い方法です。
浮気をされた話は人に相談しづらいので、聞いてもらうだけで気持ちが楽になる可能性も高いです。
心療内科でカウンセリングを受けられることも多いので、一度問い合わせてみましょう。
浮気の後遺症から抜け出すために(3) 別れる
浮気の後遺症の対処法としては、別れることも有効な手段です。
浮気の後遺症から脱却するためには、浮気をされた相手から離れ、関係を断つことも選択肢の一つです。
新しい生活に踏み込むことで、浮気の辛さを忘れることができるかもしれません。
浮気の後遺症から抜け出すために離婚する方法
浮気の後遺症が辛い……抜け出すために、離婚を考える人も多いですよね。
浮気の後遺症を改善するために離婚をするにはどうすればいいのでしょうか?
お互いが合意の上なら離婚は可能
浮気の後遺症から抜け出したいという理由で離婚をする場合、夫婦のお互いの合意があれば、離婚をすることは可能です。
離婚は合意があれば、どんな理由でも認められますので、浮気の後遺症を理由にしても合意さえあれば認められます。
合意がない場合、離婚するためには離婚事由が必要
浮気の後遺症が辛くて離婚をしたくても、合意がない場合には、離婚事由が必要になります。
離婚事由は、民法770条に定められています。
- 民法770条
- 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
- 一 配偶者に不貞な行為があったとき。
- 二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
- 三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
- 四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
- 五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
このように、民法で定められた離婚事由に当てはまるのなら、浮気の後遺症が辛いという場合でも離婚が認められる可能性が高いです。
浮気があった場合には、離婚事由が認められる
浮気の後遺症で離婚を考えている場合、配偶者の浮気があった場合には、離婚事由が認められるでしょう。
民法770条1項1号では浮気が離婚事由として認められているため、浮気の後遺症が原因であったとしても、浮気を離婚事由にして離婚が可能になります。
浮気を一度許してしまった場合は注意
ただし、一度でも浮気を許してしまった場合、離婚事由として認められるには難しい場合があるので注意が必要です。
「相手方配偶者が不貞行為を宥恕したときは、その不貞行為を理由に有責性を主張することは宥恕と矛盾し、信義則上許されない」東京高裁平成4年12月24日判決
このように、過去に配偶者の浮気を許しているのなら、離婚事由として認められない可能性があるので覚えておきましょう。
浮気を許していた場合でも離婚事由が認められる可能性はある
浮気の後遺症で悩んでいる場合には、症状の程度によって、同条1項5号に該当する可能性があります。
そのため、
- 診断書
- 日記
- 録音
などを用意すると良いでしょう。
浮気を許していたとしても、このような症状の程度によって離婚事由が認められる可能性があるといえます。
新たな浮気の証拠は探偵に調査を依頼
浮気の後遺症の程度が小さい場合には、別の離婚事由の証拠があったほうが良いです。
またDV、モラハラなどの証拠があれば用意しておきましょう。
新たな浮気の疑いがあれば、その浮気の証拠を押さえることをおすすめします。
安全で確実な調査を探偵に依頼するのがおすすめです。
離婚を考えたら早期に弁護士へ相談を!
浮気の後遺症で離婚を考えているのなら、早めに弁護士へ相談をしてみましょう。
弁護士を味方にすることで、法的なアドバイスを受けることができます。
離婚後の生活をスムーズに始めるためにも、専門家への相談は欠かせません。
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浮気の後遺症|辛い浮気の後遺症で苦しいときの対処法のまとめ
浮気の後遺症で離婚を考えているのなら、まずは後遺症から抜け出すためにはどうすればいいのかを考えてみましょう。
病院の受診やカウンセリングなども考え、どうしてもだめなら離婚も視野に入れて行動するのも一つの手段です。
浮気の後遺症が辛くて離婚を考えているのなら、弁護士に相談をし、正しい対処法を導いてもらいましょう。
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