すぐキレる旦那と離婚したい!短気な夫の特徴と対処法
キレやすい旦那というのは非常に厄介なもので、あまりエスカレートしてくると離婚の原因になる可能性すらあるでしょう。
暴力を振るってこなくても暴言を吐いてくることも十分にありますし、怒鳴る夫とは早めに離婚したいと思うのも無理はありません。
これからの生活や自分の身の安全のためにも怒鳴る夫と早めに離婚することはできるのでしょうか。
旦那がすぐキレる理由、それはどうして?
旦那がすぐ怒る理由は様々ですが、それに付き合うのはめんどくさいし疲れますよね。まずは、すぐキレる旦那の理由を6つ紹介します。
- プライドが高い
- 支配欲が強い
- 思い込みが激しい
- 傷つきやすい
- 不安や劣等感が強い
- 心身が疲れている
プライドが高い
プライドが高い人は、自分の価値観や意見を他人に認めてもらいたいという強い願望があります。自分の意見が否定されたり、自分の価値観に反する行動を目の当たりにすると、怒りを感じやすいです。
特に自分が見下している、負けてはいけないと思う相手に異常なほどの怒り方を見せる場合があります。
支配欲が強い
支配欲が強い人は、自分の意志を他人に押し付けたいという欲求が強いです。自分の思い通りにならないと怒る旦那には嫌気がさしてしまいますよね。
でも、相手の気持ちがどうあれ「怒るから従わざるを得ない」という状態を作りたいのがすぐキレる旦那です。
思い込みが激しい
思い込みが激しい人は、ある刺激について極端に反応する状態になっています。つまり、夫婦でのやり取りについてものすごく歪んだ解釈をした結果すぐキレてしまいます。
「感情のコントロールができない」という表現もありますが、そもそも感情のコントロールができない人はいかなる時でも動物的な反応をするはず。
そうでなければ、感情のコントロールではなく事実の解釈の方で何らかの問題が発生しています。
傷つきやすい
物事の捉え方は人によって違いがありますし、同じ捉え方でも人によって傷つき方が違います。
しかし、傷ついたからと言って弱さを見せられないのが男性です。異常なまでに怒鳴り散らすことで自己防衛を図ります。
すぐキレる以外にも、はぐらかす、ふざける、話を遮ろうとするなど自己防衛が見られた場合は注意が必要です。
不安と劣等感が強い
不安や劣等感が強い人は、自分が他人に比べて劣っていると感じ、その結果、自分を守るために攻撃的な態度を取ることがあります。
これは、プライドの高さと裏返しですね。親や周りの人にから十分な愛を受け取れなかったことや、「条件付きの愛情」を受けていたことが考えられます。
心身が疲れている
心身の疲労は、感情のコントロールを難しくします。疲れていると、些細なことでイライラしやすくなります。
ストレス、といえば精神的なものばかり意識されがちですが肉体的なストレスも感情に悪影響を与えます。
男性が感じるストレスとしては、やはり仕事でしょう。会社での人間関係や仕事の捗り具合など様々な要素が考えられます。
心にはダメージの許容量があるため、同じストレスでも好調の場合と不調の場合では感じ方が異なります。旦那が常時ストレスフルな環境にいる場合はリフレッシュの機会を作らせた方が良いでしょう。
家族にだけキレる旦那、何を考えているの?
家族にだけキレる旦那は、家族を自分の感情のはけ口として利用している可能性があります。
また、家族に対しては他人に対するような社会的な制約がないと感じ、自分の感情を自由に表現することができると考えているかもしれません。
人間は自分より弱いもの、反撃しないものに怒りをぶつける傾向にあります。
家族にだけキレる旦那の厄介なところとして「外面の良さ」があります。会社や世間での人間関係は優しい人と評価される一方、そのストレスと妻や子供に向けます。
もしかしたら、幼少期からそのような親に育てられたのかもしれませんし、家以外の居場所がなかったのかもしれません。
いずれにせよ、あなたが同情する必要のない問題といえます。
すぐキレる旦那と結婚生活を続けるリスク
すぐにキレる旦那との生活は、あなた自身や家族にとって大きなリスクを伴います。
あなたの心身に不調をきたす
旦那の怒りに常にさらされていると、ストレスが溜まり、心身の不調を引き起こす可能性があります。不眠や食欲不振、頭痛などの身体的な症状だけでなく、うつ病や不安障害などの精神的な問題も引き起こす可能性があります。
子供が被害を受ける
家の中でやりたい放題する旦那は、妻であるあなただけでなく子供を害することも考えられます。
子どもの心や体が深く傷つく前に対策が必要です。親子関係は子どもの成長に大きく影響を及ぼすため、一時的なものと思うことは危険です。
すぐキレる旦那は病気?対処法を紹介
すぐにキレる旦那にどう対処すべきか紹介します。
すぐキレるようになった…は病気かもしれません
元々キレやすい旦那と結婚したなら性格かもしれません。
しかし、結婚してから変わった、ここ数年で急激にキレやすくなった、という場合は病気も疑われます。
精神疾患には適切なケアを
まず考えられるのは精神的な疾患を抱えている可能性です。例えば、うつ病やパーソナリティ障害、神経症などが考えられます。専門家に相談することをお勧めします。
キレやすい=心の病という思い込みはNG
そもそも感情とは何か?捉えづらいからこそ「感情の問題=心の病」という安易な理解がされがちです。
しかし、実際にはホルモンバランスの乱れ、脳炎をはじめとする脳の異常、血栓や腫瘍による脳の圧迫、栄養素の不足やそれを助長する疾患など様々な体の病気が疑われます。
また、病気でなくとも前頭葉の衰えによりキレやすくなる場合があります。
病気でない場合の対処法
旦那のキレやすさが病気でない場合は、ひとつひとつ怒りへの対処法を試していきます。
例えば、旦那が怒りやすい状況を避ける、旦那のを抱えている心身ストレスを理解する、旦那の価値観を知ると言ったことが考えられます。これらは「〇〇な時にキレやすい」と明らかな場合に効果的です。
旦那自身に自分の感情をコントロールする方法を学んでもらうことも手段になるかもしれません。ただ、こちらは「旦那自身にキレやすさを改善する意思がある」ときに限られます。
特にモラハラ夫であれば、自分が見下している相手に何かを教わる、勧められることは屈辱でしかないでしょう。
すぐキレる旦那に限界を感じたら離婚の準備を
すぐにキレる旦那との生活に限界を感じたら、離婚の準備を始めることを考えてみてください。
まずは暴言・暴力の証拠確保
離婚を考える場合、まずは旦那の暴言や暴力の証拠を確保することが重要です。これは、離婚の理由を裁判所に示すために必要な証拠となります。
旦那が外でも怒鳴り散らしているとは限らないため、あなたが知人へ出したSOSは取り合ってもらえない可能性があります。
音声・映像の記録や診断書。家の損傷も記録に残した方が良いでしょう。
離婚に必要なお金と時間の把握
離婚は時間とお金がかかります。離婚に必要な費用や、手続きにかかる時間を把握しておくことが重要です。
また、場合によっては離婚前に別居する必要があります。その場合は離婚まで長期化しやすいです。ただ、別居している間の生活費は婚姻費用として請求可能です。
弁護士に相談
離婚には複雑な手続きが伴います。弁護士に相談や依頼をすることで、適切なアドバイスを得ることができます。
そして、すぐキレる旦那は離婚を切り出すとものすごく反発することや、監禁に近い方法で束縛することまで考えられます。話し合いが困難である場合は弁護士があなたの代理人として旦那との話し合いを行います。
まとめ
すぐにキレる旦那との生活は、あなた自身や家族にとって大きなストレスとなります。その原因は旦那自身の性格や状況、または病気など様々です。その対処法もそれぞれですが、限界を感じたら自分自身や家族を守るためにも、離婚の準備を始めることを考えてみてください。
その際には、証拠の確保や費用の把握、弁護士への相談などが重要となります。