勢いで離婚して後悔する人の特徴
離婚で後悔することってどんなことがあるんでしょうか?結婚をすると今まで見えてこなかったものが見えてきてしまうので、その部分を嫌悪することになり離婚という結論に達することがあります。しかし、勢いで離婚をすると後悔してしまうことが多々あるものです。そこで、今回は勢いで離婚するとどのようなことで後悔することになるのかをお伝えします。
勢いで離婚する!と言ってしまったら
夫婦生活の中で不満が溜まり、勢いで「離婚したい」「離婚しよう」と言ってしまう場合があります。中には離婚届を突きつけてしまいたくなることもあるとは思いますが「相手が真にうけてしまいそのまま離婚」という事態も考えられるのでご注意ください。
離婚という重い言葉を突きつけることで相手に反省させる、改めさせるというメリットはあるかもしれませんが、離婚の判断は感情が伴う問題です。自分から離婚を切り出すときほど冷静さを大切にしましょう。
勢いで離婚して後悔する人の特徴
勢いで離婚をしてしまい、後々後悔する人には特徴があります。
- 感情が先にきて、現実的な判断をできなかった人
- 何かの面(お金や子育て)で相手に依存してしまっていた人
- 子供がかわいそうな思いをしたと感じてしまう人
それぞれ確認していきましょう。
感情が先にきて、現実的な判断をできなかった人
感情的に離婚をしてしまう人は、後悔する可能性が高いです。実際、離婚をすると多くの苦労が伴います。
- 新しく住む場所の用意
- 家電や家具の購入
- 生活費の確保などの金銭面
- 家に帰っても誰もいないという精神面での負担
などです。苦しい生活と、家に誰もいない現状を見て「なぜ離婚したんだろう……」と後悔する人は少なくありません。
将来のことを考え、現実的な判断をすることが求められます。
相手に対する依存が大きい人
経済や家事など、相手に依存してしまっている領域が大きい人は後悔しやすいです。
離婚をするということは、相手に頼らずに生きていくことと同じですよね。つまり、相手に依存していたことを全て自分でやる必要があります。
特に多いのが、結婚して共働きをしていない方が離婚したケースで、離婚した後に元妻が必死に職を探していてもなかなか仕事が見つからないで精神的に追い詰められてしまい、「こんなはずではなかったのに!」と後悔してしまうことがあります。
子供がかわいそうな思いをしたと感じてしまう人
子供がかわいそうな思いをしたと感じる人は、後悔しやすいでしょう。夫婦間に子供がいる場合は、離婚は2人だけの問題ではなくなります。
片親になり、かまってあげられる時間を取れなくなる、生活の困窮により経済的な苦労をさせてしまうなど、子供への負担も大きいです。場合によっては子供がやりたいことを我慢させることになるかもしれません。
また、多感な時期に離婚をしてしまうと子供への悪影響は非常に大きく精神的に屈折してしまい、自分の愛情がうまく伝わらなくなってしまうことだってあるでしょう。
自分から離婚したにも関わらず親子で追い詰められてしまわないようにも、できれば経済的な安心や安定を確保しておきましょう。
このような現状を考えて「子供がかわいそう」と感じる方は、離婚後に後悔することもあるでしょう。
勢いで離婚して後悔しないためにするべきこと
勢いで離婚をして後悔しないために、3つの事を注意しましょう。
- 結婚後の生活を冷静に判断する
- 自分に非や改善できることはないか振り返る
- まずは客観的に見るために別居を検討する
それぞれ解説します。
離婚後の生活を冷静に判断する
結婚後の生活を冷静に判断することは、後悔しない離婚のために重要です。離婚をした後は、様々な負担が降りかかります。
経済面では、新しい住居費用や家具・家電などの用意が必要です。精神面では、誰もいない部屋で1人寂しく暮らすことや、世間の目が変わってしまうことが考えられます。最悪の場合、仕事に影響が出てしまうかもしれません。
離婚で後悔しないためにも、離婚後の生活を冷静に判断する必要があるのです。
自分に非や改善できることはないか振り返る
離婚の原因は様々ですが、100%相手が悪いというケースばかりではありません。自分に非があり、そこを不満に感じた相手との関係が悪くなって、離婚をするということもあるでしょう。
自分の行動に改善点があるかどうかを振り返らないと、また同じことを繰り返してしまうかもしれません。離婚をする前に、自分が改善すべき点が無いかどうかを考えてみると、後々後悔せずに済むでしょう。
まずは客観的に見るために別居を検討する
離婚後の生活を客観的に見るために、別居を検討しましょう。別居をすることで、1人になったときの生活のイメージが湧きやすくなります。
どれくらいお金がかかるのか、精神的にどう感じるのかなど、チェックしておくポイントは多いです。配偶者の重要性を感じて、元の関係に戻れるかもしれません。
今の状況を客観的に見るためにも、別居を視野に入れてみてください。